本日の映画:「GRAVITY(ゼロ・グラビティ)」

 
2013年のベストに上げる人の多い本作。
遅めのスタートとなりましたが新年一発目ということで「ゼロ・グラビティ」観てきましたよ。



一言で言うなら、見事な映像体験でありました。

もちろん緊張感溢れるストーリー展開や見事な映像・演出もさることながら、大きなスクリーンで宇宙を体験させるという非常に贅沢な91分でありました。

今回はレイトショーの上映時間の関係と、3Dの上乗せ料金があまり好きではないので109シネマズ港北の2D上映を観てきましたが、これは間違いなく3D上映もしくはIMAX上映で楽しむべき映画でしたね。

2D上映だった109シネマズ港北の7番スクリーン(80席)の1/3も客が埋まらないというのは、この作品を観る観客の3D、IMAX率が極めて高いことも影響していたのでしょう。
客単価が他の作品に比べても300円近く高いという数字からもその傾向が顕著であることが伺われます。

極限状態でのサバイバルにおいて、スーパーマン的に活躍するヒーローも出て来なければ、主人公自身も突出した能力を持っているわけでもなく、しかも都合良く助けが来るような展開も無しという、いわゆるドン引きするようなシチュエーションを極力排したストーリーは、まさしく手に汗握る展開といっても良いでしょう。
(一ヶ所だけ“うーん”っていうのが無いわけではないですけど)

ストーリーを楽しむというより、ディスカバリーチャンネルのドキュメンタリーを見ているような感じに思われたのは、宇宙空間での推進力の使い方や大気圏突入描写など、すでにかなりの部分がCGによる描写でリアルに描けるようになった時代において、それをベースに更にリアルに描き込んだからなんだと思います。

人類はまだ月に人を送り込んだり衛星軌道上で限られた時間の船外活動する程度しかできないにも関わらず、映画はその先のリアルな世界を見せてくれるまでになったんですねぇ。

ちょうど昼間にNASA50年の歴史を追うドキュメンタリーを見ていたところだったので、その思いを強くしたのでありました。

映画館で観る映画ってスゴいというのをまざまざと見せられた体験でありました。

この作品がDVDやBDとなって自宅のテレビで観られる日もそう遠くはないと思いますが、それは映像体験ではなくて単なる一本の映画を観るだけになってしまうでしょう。
もちろんそれはそれで楽しいでしょうけど、ここはやはり、一度でいいから映画館の大きなスクリーンで“体験”しておくべきだと思いますよ。

などと、ゼロ・グラビティより遥かにたくさんの観客が入っていながら、終了後に微妙な顔をして出てきた「永遠の0」の観客を見ながら思ったのでありました。

まだの人は是非。
 

この記事へのコメント

  • しの。

    先週地上波で放映していたので、ああそういえば海鮮丼太郎さんがブログに書いていたな。。。と思い出しました。
     TV越しではありましたが、レビューどおりの素晴らしい映画でした!最近イオンシネマの夫婦割がシブくなってしまって映画を観る頻度は減ってしまったのですが、これはやはりスクリーンで見ておきたかったです。
    2016年06月14日 22:27
  • 海鮮丼太郎

    >しの。さん

    私もそんなに映画を沢山観る方ではないんですが、大きなスクリーンと優れた音響で体験する娯楽にはお金を払う価値があります。

    問題はどの作品にするかなんですが、グラヴィティはここ数年で一番の映画体験だったと思っております。

    次に何か映像でエポックメイキングな体験ができるのはVRゴーグルを使って観る世界かもしれませんね。

    映画館は時間が許すようであればレイトショーがオススメです。
    大抵の場合1300円で観れますから、正規料金払うよりはお得感が高いですw
     
    2016年06月16日 21:57

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