コンテンツ15を解約してみた

 
コンテンツ15を解約するまでに要した時間。

48分。

iPhone5sを購入する際の値引きの条件として15個の有料コンテンツを2ヶ月間利用すること、なんて話を書いたのが2ヶ月前。

そしてようやく指定された解約日(翌月25日)を迎えたので早速解約作業を行った。

その前にまず基本的なところを押さえておこう。


■解約は「マイメニュー」から行う
月額コンテンツサービスは、料金の支払い方法としていわゆるキャリア決済サービスというものを利用している。

【docomo】spモード決済
【au KDDI】auかんたん決済
【Softbank】ソフトバンクまとめて支払い

などと呼ばれる仕組みであり、当方はdocomoのspモード決済を利用しているが、以下説明する部分を自分のキャリアで置き換えても基本的にやることは同じと考えてよい。


キャリア決済を使うということは、キャリア決済の管理画面で現在自分がどのようなサービスを契約しているのかを確認することができる。

これは「マイメニュー」と呼ばれる項目を見ればいい。

IMG_1416.PNG

このような感じで、契約しているコンテンツが一覧で表示される。
当方の場合は15種類のコンテンツ契約をしている状態なのでここに15項目が表示されることになる。

サービスを解約するには、ここから一つずつタップしてそのサービス画面から個別に解約手続きを行うことになる。

IMG_1417.PNG

最終的にキャリア決済の登録解除画面に到達できれば無事に解約完了となる。
これが一連の流れだ。

IMG_1418.PNG


■解約しやすさに違いがある
そして15種類のコンテンツの解約に要した作業時間は以下のとおり。

コンテンツサービス名月額料金解約に要した時間
共同通信ニュース3152分
NAVITIME Pro315 8分
NAVITIME ドライブサポータ3156分
HAPPY!動画3003154分
最新曲全曲取り放題3154分
HAPPY!コミック3003152分
花凛100万人感涙サロン315 2分
まんさいパチ&スロ3153分
山佐スロワールド3153分
キセカエmu-mo3003152分
島田秀平手相占い3152分
金運風水3152分
祈祷師びびこ3152分
☆江原啓之☆3152分
チビデコ3152分

時間が短いものはそれだけ解約方法がわかりやすいことを意味する。


どのサービスも(非常に見えにくい形であったとしても)会員登録解除へのリンクが用意されており、(非常にわかり辛いものの)最終的に解除ボタンを押すことでdocomoのspモード決済解除画面へと進むことができるようになっている。

ヒントとしては、トップページの一番下を探すと解約のリンクが用意されていることが多い。

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▲こんな感じ

どのサービスも客に解約させないためにあの手この手で引きとめるようなメッセージが表示されるが、そこは迷わず「解約する」「手続きに進む」などのリンクを探し出して次の画面に進むこと。


■NAVITIMEの解約方法がわかりにくい
解約方法がわからない事例として有名だったのはGREEだが、それよりも凶悪な仕掛けを用意しているのはNAVITIMEだった。

キャリア決済を利用している場合は上記のように解約ボタンを押せば自動的にキャリア決済の解除画面に遷移する仕組みになっているが、NAVITIMEだけはこの方法では解約できない。

やり方がわからずサイト内を探し回ること数分。

IMG_1419.PNG

NAVITIMEを解約するためには、「spモード決済の決済番号」を入力する必要があるそうだ。
果たして決済番号とは何なのか?

これを確認するためには一番最初に説明した「マイメニュー」からNAVITIMEの加入時に発行された番号を参照、メモっておく必要がある。

これを指定された画面で入力することで、初めてキャリア決済の解除画面が現れるという仕組みになっていた。

しかもこれらのやり方はよくある質問の中にこっそり記載されているだけで、その他のサイトのように「解約する」といったリンクがまったく見当たらない。

これはキャリア決済を使用するサービスとしては規定違反だったはずだが、なぜこんなのが放置されているんだろう?

これを突き止めるまでにNAVITIMEのサイト内をかなりグルグル探していたので解約に時間が掛かってしまった。

ひょっとするとNAVITIMEの利用者は解約方法がわからずにそのまま月額利用料を払い続けている幽霊会員の比率がかなり高いんじゃないか?

NAVITIMEは非常に筋の悪いサービスだということをここでハッキリ明言しておきたい。

最高難易度のNAVITIMEをクリアし、すべてのコンテンツを解約するとマイメニューはこのようになる。
これが最終的なゴール。

mymenu_result.jpg


■最後に
端末の値引きの条件として、有料の15コンテンツに加入、2ヶ月ほど使ってみたわけだが、個人的にはこれらの有料サービスを試せて良かった思っている。

2ヵ月後にこうして手間を掛けて解約しなければならなかったが、少なくともこうしたサービスを体験するきっかけにはなった。
世の中にはいろんなサービスがあり、気に入ったのであればそのままサービスを継続して利用すればいいのだから。

巷で騒がれているような「一方的に不要なサービスに契約させられた」と主張する消費者には当方は懐疑的な目を向けている。

不要なサービスを付けられるのが嫌なら、付けない方法で買うこともできる。
その代わりに端末割引を受けられないだけの話なのだから。

コンテンツ15による値引きの仕組みは、あくまでも消費者に自社のサービスを一定期間使ってもらう代わりとして端末の割引コストをコンテンツ事業者が負担するというものだ。

いわばバーター取引なわけであって、それが嫌なら正規の値段で買えばいい。

もちろん解約するためのハードルがいくつかあったり、説明をきちんとせずに販売するような代理店には問題があるのでその部分は是正されるべきだが、このビジネスモデルそのものはコンテンツ事業者を育てる上では欠かせない仕組みだと思っている。

解約し忘れによる幽霊会員で成り立っているサービスもかなり多い気はするが、自分がどんなサービスに加入しているのかはマイメニューで自分で確認する方法があるのだから、まさしく自己責任の世界と言える。

[4]「ゆでガエル」提言から10年、携帯ショップ改革への道
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131209/523449/

こうした記事により代理店の問題がクローズアップされるようになってきたのはいいことだし、結論で提言されているような役割を担えるようになることが理想的だと思う。

しかし結局のところ、消費者も賢くなるよう努力が必要な時代なんだと思うよ。

別に難しい話じゃない。

普段から「いくら安く買い物するか?」に心血を注いでいるのならば、それを契約内容の確認にも向ければいいだけの話なのだから。
 

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