本エントリーで紹介している「ポケドラ」ですが、製品に脆弱性があることが発表されました。
11月2日にアイ・オー・データ機器が販売している「ポケドラ(WFS-SR01)」という製品に脆弱ぜいじゃく性(外部から攻撃されうる弱点のこと)があると発表された(Wi-Fiストレージ「WFS-SR01」セキュリティの脆弱性につきまして:アイ・オー・データ機器)。店頭からの回収を始めるとともに、ユーザーに対して「ポケドラ・WFS-SR01のポケットルーター機能を使わないように」と呼びかけている。
とはいえポケットルーター機能はポケドラの特徴でもありますので、本製品を使う事自体を止めてしまった方がいいかもしれません。
ブログスカウト事務局のモニター企画で、株式会社アイ・オー・データ機器のWi-Fiストレージ「ポケドラ(WFS-SR01)」をお借りすることができることになったので、これを機会にデータをどう効率的かつ便利に管理できるか?なんて可能性を考えてみたいと思います。
最近ちょっとした外出に持ち歩くものといえば、「スマートフォン」、「デジカメ」、「モバイルバッテリー」が定番になっております。
以前だったらノートPCをカバンに入れて出かけることが多かったものの、最近は確実にその機会は減っておりまして、その大半の役割はスマートフォンで補うことができるわけであります。
しかし、スマートフォンで出来ることはいろいろあるものの、いろいろやろうとすると意外と制約が多かったりするものです。
その大半の原因は「ストレージの容量」と「操作の手間」と「バッテリーの問題」に行き着きます。
個々の問題は技術的に解決しているものの、利便性が低ければ使う気になれないというのはこの手のガジェットではよくある話でありまして、今はまさしくその過渡期と言えるのかもしれません。
で、個人的な悩みを割とあっさりクリアしてくれそうなのがWi-Fiストレージでありまして、あれこれ調べていたらちょうど今回のポケドラ(WFS-SR01)モニタ企画があったので応募してみた次第であります。
で、今回試すことになる「ポケドラ(WFS-SR01)」ですが、簡単に言ってしまうと
(1)Wi-Fi ストレージとしてワイヤレスでデータのやり取りができる
(2)モバイルバアッテリーとして使える(2600mAh)
(3)Wi-Fiルーターとして使える
という3役を一台でこなせる機械ということになるわけです。
それぞれ単体の機能として実現している機械はすでに出回っていますが、これらが一台に統合されているのがポイントですね。
このような感じで「ポケドラ(WFS-SR01)」が中心となってWi-Fi経由で接続された端末間データのやりとりができるようになるというものです。
・Wi-Fiストレージ「ポケドラ」でスマホ・タブレットが何倍も楽しくなる!
http://www.iodata.jp/product/fun/pickup/wfs-sr01/
よくあるクラウド連携との違いは、ポケドラ自体がWi-Fiルータになっているので通信回線を介さずともデータのやりとりができるというところでしょうか。
昨今のパケット定額プランは通信料の上限が設定されているので大容量データのやり取りには向きませんが、ポケドラ自身のWi-Fi経由であればパケット量を気にせずにデータのやり取りができるようになるのでずいぶんと利便性が上がりそうな気がします。
またもう一つおもしろい特徴として、iOS限定になってしまいますがカメラロールの写真・動画を自動転送させるアプリ「Quick Sync(クイックシンク)」が用意されております。
これを使うと、転送後も元の1/10程度に縮小された画像がQuickSyncに保存されるので、SNSなどへの投稿など高画質を必要としないスナップ的な利用にはこの縮小版を使うという運用が取れる点がいいですね。
正直言って、スナップとして撮影した画像まで高画質である必要はありませんので、さっさと転送して本体の空き容量を減らすというこうした機能は何気に便利だと思います。
他にもモバイルバッテリー&Wi-Fiルーター機能があるので、日常用途だけでなく旅行先などでも重宝することが多そうです。
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・ホテルのLAN端子に繋いでWi-Fiルータとして使う
・親戚の集まりで各々が撮影した写真をまとめて再配布
・デジカメで撮影したデータを転送してすぐにSNSにアップ…
他にもアイディア次第で使い道はいろいろありそうなので、年末年始はポケドラを使って効率的なデータの管理にチャレンジしてみようかと思う次第であります。
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