光岡のクルマは生で見るに限る

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所用で二子玉川ライズ・ショッピングセンターに行ったら、モールのイベントスペースで光岡自動車が出張展示会を行っていた。

その中でもひときわ目立ったのがオロチ

足を止めてスマフォで写真を撮る人が多かったことからも、このクルマの存在感がよくわかるというものだ。
(外国人から何人も一緒に写った写真を撮ってくれと言われた)

他にも日産マーチをベースとしたビュート、日産ティアナをベースとしたガリューといった車種なども展示されており、話を聞いてみると環八にある東京ショウルームが企画して展示会を行っているとのことだった。

ためしにビュートをチェックしてみると、これがあのチープなマーチをベースに作ったクルマなのか?と疑いたくなるほど別物になっており、人とはちょっと違うクルマが欲しいという富裕層は意外とウケるんじゃないかと思った。

ビュートはBセグメントコンパクトカーである日産マーチの前後を専用のデザインに作り変えているものの、居住スペースは内装を高級化する以外は物理的なスペースを変更していない。

つまり、乗って座る感覚はマーチと同じはずなのに、これだけ雰囲気が違うと狭いという感じもせず、むしろ開放感のようなゆったりくつろげる錯覚に見舞われた。
(物理的には間違いなくコンパクトカーなりの狭さなのだが)

これは自分でも意外だった。

雰囲気を変えるだけで人間が感じる居住空間に対する感覚はこうも変わるものか…


以前PCJの上野社長がインタビューでショッピングモールでの出張展示は一定の効果があると語っていたが、確かにこういう感性に訴える系のクルマは実物を見てもらうことが一番効果的なんだなと思った次第也。

そういえば。
北関東のムード歌謡の帝王ことロイ白川が所有する妙なクラシックカーがあるのだが、どうもあれは光岡自動車が初期に製造したカスタムカーらしいという話を聞いた。
まだ動くらしいので今度乗せてもらおう。
 

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