「
NOTTVのうぉちはこれにて終了しようかと思います。」
などと書きながら、それでも別れた彼氏のことは忘れられない。
乙女心というのは複雑なのです。
そんなわけで、ドコモがiPhone5s/5cを発売すると明らかになってからの大混乱ぶりは9月の
過去最大の純減とMNPの大量流出という事態を招くことになりました。
当然こうした契約数の不調はこういうところにも影響が出てくるわけです。
2013年8月末現在の「NOTTV」契約者数について
株式会社mmbi(本社:東京都港区、代表取締役社長:二木 治成)は、スマートフォン向け放送局「NOTTV」の2013年8月末現在の契約者数が1,489,263件となりましたことをお知らせ致します。
なお、2013年9月1日(日)現在、1,500,000契約を突破しております。
2013年9月末現在の「NOTTV」契約者数について
株式会社mmbi(本社:東京都港区、代表取締役社長:二木 治成)は、スマートフォン向け放送局「NOTTV」の2013年9月末現在の契約者数が1,476,732件となりましたことをお知らせ致します。
今まで右肩上がり(棒)の成長を続けてきたNOTTVの契約者数が、
9月1日の150万契約達成をピークについに減少に転じました。
夏のツートップ機種(Xperia A&GalaxyS4)がNOTTV対応であったため、契約者数をおもいっきり稼いだ(カラクリは
前回のエントリーをご参照あれ)反動とも言えますが、事態はNOTTVの思惑を超えてドコモ全体を揺るがせております。
Tizenの件は置いといて、じゃあこれからAndroidはどうするのよ?ということで
10月10日に冬春モデルが発表されました。
スマートフォン12機種が発表され、NECとPanasonicがスマートフォンから撤退を余儀なくされた春のツートップ戦略から一転して、今回は
「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」
「ARROWS NX F-01F」
「Xperia Z1f SO-02F」
が
オススメ3機種として扱われることになりました。
さてそうなると気になるのがNOTTVの扱いです。
今回の春冬モデルは12種のスマートフォンのうち
5機種がNOTTVに対応しておりません。それでも主要機種は対応しているのですが、オススメ3機種の一角であるXperia Z1fが対応してないというのはなんとも微妙な気持ちにさせられますね。
また、ドコモはiPhoneの取り扱いに際して主要なdマーケットのサービスをiPhoneにも対応させていく方針を発表しています。
つまりこれは
ハードウェアに依存せず異なるOSでも同じサービスが利用できる方向性を打ち出したということになります。
(しかも今後は
ドコモだけでなく他キャリアのユーザも利用できるようになります)
dビデオも当然この方針に準じており、インターネット経由でのコンテンツ配信の趨勢はこれで決まったと言っても過言ではないでしょう
放送電波を受信して視聴するNOTTVは、チューナー回路を物理的に内蔵しなければならないためこの流れに乗ることができません。
従来はドコモ側の強い要望としてコストが上がってもNOTTVチューナーを内蔵してきた端末メーカーが、ツートップ戦略&iPhone取り扱い開始というドコモ側の姿勢に対し距離を置き始めてきたのが今回の冬春モデルのNOTTV対応状況なのかな、という気がしました。
NOTTVの契約者数は、さすがに9月の買い控えの影響で減少したものの、春冬モデルの隠れた本命ことXperia Z1はNOTTVチューナ内蔵なので年末にかけて持ち直すとは思いますが、実質的名ワントップであるiPhoneで契約数を稼げない以上今までのような急激な伸びは期待できないかもしれません。
そして、ある意味遠回しな死刑宣告を突きつけられたNOTTVが事業をどうやって維持させていくのか?その辺りを気が向いたらうぉちしていこうかと思います。
やだ、ドキドキが止まらない。
乙女心ってやっぱりフ・ク・ザ・ツ(うふ)
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