今年のWRCはVWの本格参戦かつ独断場となっておりますが、それでも辛うじてセバスチャン・オジェのタイトル獲得は終盤戦までもつれ込んでおります。
対する2位のティエリー・ヌービル(フォード)は残り3戦を全勝&パワーステージで1位を獲得するというフルポイントで行かなければ逆転の目は無いということで、実質的に勝負あった感は否めませんが、何の因果かタイトル確定が掛かったWRC第11戦ラリー・ド・フランスはオジェの母国開催となっておりまして。
また、今年はセミリタイアで数戦参加するに留まっていたセバスチャン・ローブもWRCのラストランがこのラリー・ド・フランスということで、否が応にも盛り上がるってものであります。
そんなわけで、国内におけるWRCの中継を行っているCS局のJ SPORTSでは、いつものダイジェスト放送ではなく、現地からの1時間半の生中継をぶつけてきました。
正直言うとラリーは1台1台のタイムアタック競技になるので、生中継はあまりおもしろくは無いのですが、それでもローブとオジェという二人のセバスチャンの最後の戦いと、タイトル確定の瞬間を見届けることが出来るのはありがたいことだと思います。
中継のスケジュールはこんな感じ。
ラリー・ド・フランス(フランス)■DAY1 10/3(木)深夜 1:00~深夜 2:30(生中継)J SPORTS 3
■DAY2 10/4(金)午後9:30~午後11:00(生中継)J SPORTS 1
■DAY3 10/5(土)午後9:30~午後11:00(生中継)J SPORTS 3
■DAY4 10/6(日)午後9:30~午後11:00(生中継)J SPORTS 3
ローブ死ね。
とやっかみも兼ねて何度も繰り返してきましたが、こうしてひとつの時代の終了を見届けるというのもまた感慨深いものです。
(ローブはWRCを引退した後来年からWTCC(世界ツーリングカー選手権)へと活躍の場を移します。)
期の早い話ですが、来年は「オジェ死ね」などとやっかみ半分でまたつぶやくことになるのでしょう。
セバスチャンの呪縛から逃れられるように、その他のドライバーの奮起にも期待したいところであります。
ヤリマティさんとミッコさんがあまりに不甲斐ないので、新世代であるティエリー・ヌービルさんとマッツ・オストベルグさんを個人的には推しております。
ってまだ3戦残しているんですが。
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