おいらが生きている間に出ないんじゃないか?とすら思っていた伊集院光のファミ通コラム本が、やっと単行本となって発売されることになった。
8月8日には紀伊国屋書店新宿本店で
300名限定でサイン会を実施するとのことで予約整理券が配布されていたが、規定枚数にあっという間に達してしまった。
伊集院光自身はこの手のサイン会をほとんどやらず、しかも300名も集まるのか?と心配したトークをラジオでしていたが、さすがに夏休みに300名集められないわけがないだろう、と。
今回単行本化されるにあたり、内容が古かったりした部分をギリギリまで修正していたとのことで、そのあたりの補足を含めて楽しめる内容になっているであろうことを考えれば、単行本化に時間が掛かったことも多少は納得できる。
しかしこの本の企画が立ち上がったのは伊集院によれば4年ぐらい前のことであったらしく、出版社であるエンターブレインの担当者からすれば事業計画(何の本をいつ出して、どれぐらいの売り上げが見込めるのか)が立てられないという、非常に厄介な著者であるという見方もできる。
その意味で、遅々として進まない伊集院光の筆に、担当者はよく今まで我慢して待ってたものだと心底感心する。
ひとつひとつの仕事を妥協なく丁寧にやりたいという伊集院光の姿勢はとても理解できる。
理解できるが、さすがに限度ってものがある。
このあたり、もう少しセルフマネジメントをしっかりしないと、やりたいと思ってることもなかなか実現できなくなっちゃうよ、なんてことを1ファンとしては心配するわけだ。
こんなこと書かれると、またヘソ曲げちゃうんだろうけどね。
時間は誰にとっても有限だよ。
言いたいことはそれだけ。
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