まだいたんだねぇ。
変わらぬ手法はもはや伝統芸能かもしれん。
ってことで、配っているチラシをお姉ちゃんから受け取ろうとしたら、こいつ手渡したチラシを離さない。
で、「そこで絵画の展示をしているので是非寄ってって下さい」と強引に店の中に引き込もうとする。
うんうん、これでこそエウリアンだ。
付き合ってるヒマはなかったのでチラシだけ強引にもらってその場を後にした。
さすがに社会問題化したこともあり、チラシの裏には主な取扱い商品っていうのが掲載されている。
シルクスクリーン・オン・ペーパー 50万～180万円
シルクスクリーン・オン・キャンバス 90万～150万円
コラージュ・オン・シルクスクリーン 50万～80万円
リトグラフ・オン・ペーパー 30万～40万円
原画（オリジナル） 130万～500万円
クリアアートオブジェ 50万円
ふんふん。
要は印刷モノで50万円以上するわけですな。
他にもクーリングオフについての説明が詳細に書かれており、あくまで自分の意志で購入を促すような記載が目立つ。
まぁ、こうでもしないと袋叩きに遭うからしょうがなく載せてるんだろうが。
それにしても、画家に罪は無いが、結局そういう売られ方でイメージダウンしたのはラッセンであり、ヒロ・ヤマガタであり、シム・シメールであり、天野喜孝であり…
彼らは自分たちの絵がこのような売られ方をしているという事実はどう考えてんだろうね？
知ったこっちゃないというところだろうが、今でもエウリアンの勧誘を断りきれなくて膨大なローンを延々と支払い続けている輩が、彼らの絵を恨めしげに見ているかと思うと、他人事ながら背筋が寒くなる。
別に近所のホームセンターで売ってたラッセンのイラストでぜんぜんＯＫというおいらは、絵画を愛でる趣味が無くて本当に良かったと思う。
この記事へのコメント
デンジン
しかしこのシノギ、そんなに長く続けられるものだとは思わなかったんですけど、ココ山岡みたいに訴訟されて破綻しない美味い仕組みがあるってことでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B3%E5%B1%B1%E5%B2%A1