世界よ!これが日本のセクシー洗車だ

 
 
昨日のエントリーはけっこうマジメに書いたつもりなのにPVがあまり伸びなくておちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

さて。

アメリカの成熟したクルマ社会の象徴かつ最高のバカ文化と言ってもいい、水着とかセクシーな格好のお姉ちゃんがクルマを洗ってくれて、それを眺めながらニヤニヤするいわゆる“セクシー洗車”。


youtubeを検索してもざっとこれだけ出てきます。(大半が要年齢確認コンテンツなのでログインして見てね)



当然こういう嗜好な方向けのサービスもあったりするわけです。


パリスヒルトンがハンバーガーのCMでこんなことしたり。


そして、パロディーCMとしてこんなのを作る勇者も出てくるわけです。



低俗の極みでありますが、これを否定するのは野暮ってもんです。
あくまでこれは文化であり、それを楽しんでいる人々はたくさんいるわけですから。


しかし、日本でもたまにセクシー洗車の話題が出たりしますが、どうにもインパクトに欠けます。

日本ならではのセクシー洗車とは何か?

究極まで突き詰めた形が、この「スク水洗車 in アキハバラ」なのだろうという結論に行き着きました。

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スク水とは何か?
単に未成熟な女子を象徴する性的嗜好のアイコンとして語られることが多いわけですが、30才を過ぎたグラビアアイドルにスク水を着せた写真集が売れたりするご時勢です。
そして、その歴史、背景、社会的な意味、記号としての解釈などさまざまな研究が成されているので、一度その手のキーワードで検索してみるといいのではないでしょうか。
深みにハマっても知りませんが。

で、日本流のセクシーの解釈、再構築をしたスク水で洗車するサービス。
しっかりツボを押さえて現在の女子が着用するセパレートタイプではなく旧型スクール水着を着用しているようで、コンセプトそのものには共感を覚えます。


ただし。

スク水の女の子が2人。
水かけ洗浄→泡かけ洗浄→水ですすぎ→拭きあげ→タイヤワックス。
作業はトータル30分。

この作業内容で実質的な洗車時間が約20分となると、あまり丁寧な仕上がりは期待できません。
また、設備が屋内&一切の撮影が禁止(最後にチェキでの記念撮影だけ)というサービス内容では、設定されている1万円という料金は極めて高額と言わざるを得えません。

アメリカでのセクシー洗車は、ちょっとしたバイトレベルのものであれば$10とかそのぐらいの価格でやっています。
プレミアムなサービスとしてなら1万円ということもありえるんでしょうが。

また、肝心のスク水の女の子がちょっと…
メイド喫茶を経験した女の子達らしいのですが、このあたりの好き嫌いで評価が分かれそうな気がしますが、結局のところこういったのは旬なネタとして楽しめるかどうかだと思います。

目くじら立てずに楽しめる人が楽しめばいいんじゃないでしょうか。

なお、痛車はカッティングシートやステッカー部分はあまり丁寧な対応はできない&はがれても責任は持てないという条件なら可だそうです。


余談ではありますが。
スク水の可能性は言うに及ばず、日本人の想像力(妄想力)は無限であるということを象徴するような写真集が発売になります。

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古賀 学 水中ニーソ
予価:1,800円 + 税
B5判 / 96ページ /並製



水着+ニーソックス+水中。

現実的な機能性には何の意味もありません。
しかし、たったこれだけなのに、妙に惹かれるのは何故でしょう…?

スク水洗車もそうですが、アイコンとシチュエーションを組み合わせることで無限の可能性が開かれることになるわけです。
こうしたセンスは世界に誇ってもいいんじゃないかと思います。
クールジャパンとか国策に乗せるのは難しいですがw
 

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