それでも、
夢を売る仕事だと
信じている。
ホンダが四輪車販売
50周年を記念したサイトを開設している。
その中で歴代のホンダ車の人気投票を行っている。
歴代Honda車人気投票
で。
すでに何回か中間発表が出ているが、上位のランキングがほぼ固定されたのでこのあたりで触れておくことにする。
1位:ビート(1991.05)
2位:NSX(1990.09)
3位:S2000(1999.04)
4位:S500 (1963.10) / S600 (1964.03) / S800 (1966.01)
5位:プレリュード(1987.04)
6位:CR-X(1987.09)
7位:NSX タイプ R(1992.11)
8位:インテグラ クーペ タイプR(1995.08)
9位:プレリュード(1982.11)
10位:シビック タイプ R(2007.03)
もう、間違いなくアレな人たちによる投票結果になっている。
ホンダファンというのは、あれこれ言う割に買わないという習性があるので基本的に信用していないのだが、それでも応援してくれる人がいるのは企業にとってはありがたい話だろう。
人気投票でトップになったビートは、現代の規格で後継車の開発が進んでいる。
東京モーターショーあたりでお披露目になるのかもしれないが、これが発売されたからといって、ちゃんと売れるかどうかは未知数だ。
次はS2000の復活を!とか騒ぎ始めるだろうし。
回答者の属性を考えるとこれを信じてスポーティな車を出しても台数はそれほど出ないだろうが、それでもやっぱり出さなきゃいけないのがホンダという会社の宿命。
夢を売る仕事なら、夢を見させてあげるクルマを作り続けていくしかない。
さて、周年記念ネタとして触れるのが遅くなったが、
スバルブランド誕生55周年を迎えたスバルも、似たようなアプローチでCMを作っている。
"TWINKLE TWINKLE SIX STARS"というのがニヤリとさせられる。
グローバルに展開するCMであるため、余計なナレーションを入れずに音と映像だけで見せている。
しかし、それが逆に映像を際立たせる効果を生んでおり、強い印象を見たものに与えている。
美しいとすら評する人もいて、総じてこのCMは好評だったようだ。
このCMとホンダの50周年CMを比べてコメントしている人も多いが、国内向けのCMは言葉でいちいち説明しなきゃならない(とホンダは考えている)ことから同列に比較するのは可哀想だが、
“口数が多くなるのは不安な証拠”
などと言われるように、「夢」とか「クルマが好きだ」とか「負けるもんか。」とか、最近のホンダは説明過多な気がしないでもない。
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