変わった場所から不在者投票

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みなさん選挙ですよ、選挙。
「貴重な一票が」とか「若者は自分の意思を一票で表すべき」とか言うつもりはありません。
投票するために調べ、考えるプロセスが面白いので、おいらはこの祭りを楽しんでいるわけです。

そんなわけで、不在者投票完了。
病院で。


そんなわけで、入院中に選挙が実施される場合はどうするのか?というと、病院内で不在者投票が出来る制度があるんですね。
今回は一生に一度あるかないか、という病院での投票についてのお話ですよ。

■投票前の準備
今回の参議院選挙については、院内の投票日が7月17日と決められており、この日に入院している患者は事前に申し込みをしておけば、病院内での不在者投票が可能になります。

具体的には、7月8日(月)正午までに必要事項を申込書に書いて提出します。

この情報が病院で取りまとめられ、各地の選挙管理委員会に送られます。

すると投票日に投票用紙が到着する、という流れになります。
自宅に届いた投票所入場券では投票ができないので注意が必要です。

また、投票日までに退院が決まった場合は、逆に病院での不在者投票はできないことになります。
そのため、7月21日の通常投票日に投票することになるため、不在者投票の申請を取り下げる必要がでてきます。
病院にその旨伝えれば手続きを代行してもらえますが、病院側の手間も大変ですね・・・
ちなみに、取り下げ手続きをやらないと、通常投票日の投票もできなくなるので要注意です。


■投票日当日
投票日(7月17日)に、院内に設けられた投票所か、投票所まで行けない人は病室にて投票を行うことが出来ます。

病室での投票は、病院の事務員の人が立会人となって本人確認、選挙区の候補者一覧、比例区の候補者一覧、各投票用紙を準備してくれます。

それぞれ記入して二重の封筒に入れて封をして立会人に手渡しすることで投票終了。

投票する側は簡単ですが、立会人となる事務員の人は、それぞれの患者毎に選挙区の用紙を用意して各病室を回らなければならないので、非常に手間が掛かりますね。
そのハンパない作業量を考えると、きちんと投票しなきゃという気持ちが強くなります。


自分で歩いて投票所に行く場合は、こちらの病院では講堂を使って投票所を設け、従来のスタイルで投票することができます。
こんな感じです。

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一般の人がなかなか体験できない珍しい投票スタイルでありました。
しかし、できれば二度とこういう場所で投票することの無いようにしたいと思う今日この頃です。


では皆さん、おいらは一足先に終盤になって大きく荒れているネット選挙界隈を高みの見物させて頂きます。
くれぐれも、バカと嘘つきを国会に送り込むことの無いように願います。

じゃ、そういうことで。
 
 
 

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