208GTiのグラフィックノベルが公開されたわけですが…

TimeDriver00.jpg

208GTiのプロモーションとして、江口寿史とコラボレーションでグラフィックノベルを制作すると公表してから約1ヶ月。

ついに作品が公開されました!

江口寿史xNEW PEUGEOT 208 GTi
オリジナルグラフィックノベル
T I M E  D R I V E R


TimeDriver01.jpgTimeDriver02.jpg

TimeDriver03.jpgTimeDriver04.jpg

TimeDriver05.jpgTimeDriver06.jpg

TimeDriver07.jpgTimeDriver08.jpg

TimeDriver09.jpgTimeDriver10.jpg

TimeDriver11.jpgTimeDriver12.jpg

TimeDriver13.jpgTimeDriver14.jpg

TimeDriver15.jpg

えっと・・・
これだけ、ですか・・・?
第一話・・・ってことでもないですよね??

江口寿史の描いたイラストに、サウンドと最新のWEBエフェクト技術であるパララックスエフェクト(parallax effect)によるいくつかのモーションの演出を加えていますが、クルマが道路に沿ってまっすぐ走っていなかったり、オブジェクトを単に移動させるだけでクルマの動きを表現していたり、サウンドも申し訳程度の演出しかしておらず、昨今のグラフィックノベルの技術レベルからすれば「えっ?」て感じでありまして、何より208GTiの魅力がイマイチ伝わって来ません。

つまり、全体的にチープな印象が拭えません。

例えるならば、初期FLASHアニメブームの素人作品のような・・・
もう10年以上前の話ですけど。


いや、確かに江口寿史の描く女の子はやっぱりかわいいと思いますよ。
この点については特に言うことはないのですが、205GTiに乗り込んで、時代を超えたドライブに出かけるという割には、なんかこう、ワクワクさせるものがないわけですよ。


しかもびっくりしたことに、イラストを描いた江口寿史は、このグラフィックノベルの完成版を見ていないそうでありまして。

最新のブラウザでなければ閲覧できないことや、江口寿史が最新のブラウザ環境を用意していない点はしょうがないとしても、下記のツイートからは、完成版の公開前チェックをプジョー側から江口寿史に連絡していないことが伺えるわけです。

いくらイラストの提供だけとはいえ、その最終成果物を事前にチェックさせないというのは、クリエイターに対する業務発注としてありえない礼を失した行為だと思うんですけど。





作品内容の残念な感じや、この失礼な対応など、全体的に漂うトホホな雰囲気は、明らかにディレクションした人の無能さに起因するんじゃないでしょうかね?
予算の制限もあるでしょうし、やってもあまりうまく行かなかったという事ならしょうがない部分もありますが、協力者に対して失礼なことをやらかすのは看過できません。

208GTiのプロモーションやってるんでしょ?
せっかくやるんだったらみんなが楽しい思いができるものに仕上げてくださいよ。

ホント、こういうのってセンス以前の問題ですよ?? 
 

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック