検索ワードから見る不具合が気になるメーカーは?


ちょっとした小ネタなのですが。
当BLOGはプジョーをはじめとした輸入車関連のエントリーを書いていることが多く、必然的にそれらのキーワードを検索していろんな方に訪問して頂いているようであります。
ありがとうございます。

で、最近の検索ワードの傾向を見ていて気になったのが、特定のメーカーの不具合情報に関する検索が非常に増えている、ということであります。

そのメーカーとは・・・

アウディとルノー

です。

そこからかなり減ってプジョーとボルボあたりで検索して訪問している人がおられるようです。
その他のブランドについては、目立つほどの検索件数ではないので、アウディとルノーの注目されっぷりはいったいどうしたことなんでしょう?

当BLOGではルノーとアウディに関連したエントリーを個別に書くことがありますので、比率としてその辺りがヒットしやすくなっているという可能性はありますが、輸入車の販売が増加傾向にあり、そのための情報収集として検索する人が増えているのではないか?と推測されます。

特にこのエントリーに辿りつく方が多いようです。

故障が多いのはどのクルマ?

輸入車は国産車に比べてよく壊れると言われることがありますが、それが実際どの程度のものなのか?あまり表立った情報は出てきていません。
みんカラや2chの車種別スレッドを掘れば、不具合情報などにたどり着くこともできますが、雑誌などではそうした情報が出てくることはほぼありませんので、「昔に比べて壊れなくなった」とはよく言われますが、それがどの程度の規模なのかが判りにくいということが、現在の日本における輸入車販売の大きな問題であると思います。

とはいっても、当方も各社の状況をきちんと押さえているわけではないので、やはり客観的な故障に関する情報は、国土交通省の不具合情報検索をチェックするのが一番だと思います。

調べたいメーカーを指定して検索するもよし、車種や年式を絞って検索するもよし。
調べ方次第でいろんな情報を把握することができますよ。

たとえばアウディを検索すると・・・

・エンジンオイルの消費が激しい
・トランスミッションの不具合

といった情報が目に付いたりします。

他にも人気のVWを検索してみると「DSGに関連した不具合」が目に付くなど、VWグループで共通の問題を抱えていることがなんとなく見えてきます。

ルノーで検索してみると、高年式の車種で不具合の報告はそれほど目立ったものはありませんね。
燃料ポンプが壊れたとか、クラッチが切れなくなったとか・・・

もちろん全ての不具合事例が報告されているわけではないので、あくまで傾向を探るための情報でしか無いわけですが、それでもこうしてまとまった情報があるというのは知っておいて損は無いと思いますよ。

ここまで書いてきてなんですが、輸入車のトラブルに関してはどのメーカーも相変わらず個体差によって当たり外れがあるという、なんとも情けない状況だったりします。

VWやアウディのオイル消費が激しい問題やDSGのトラブルは件数も多く、何やら構造的な欠陥の臭いがしないでもないですが、それ以外はケースバイケースだったりします。

だからこそ、輸入車を検討している人に強くオススメしたいのは、

「トラブルが出た際の対応はどうなのか?」

という点をディーラーとの商談の際に予め確認しておくことです。

当方もトヨタ車からプジョーに乗り換えましたが、同様に故障が発生した場合の対応について、かなりしつこく念を押しました。
営業マンは「ちゃんと対応します」とハッキリ言ったので購入しましたが、幸いにして大きなトラブルは無く、細かい部分の車両側に問題のある不具合は点検時に無償で修理対応してもらっています。

故障が起こってしまうのは止むを得ないと思います。
国産車だって意外と故障するもんだし。

問題はその際にディーラーがどういった対応をするか、という点です。
原因をきちんと把握し、再発防止のためにしっかり修理し、その内容をきちんと説明すること。

やるべきことはこれだけです。
当然、故障の原因が使い方にあるのか?車両の側にあるのか?この点はハッキリさせなければいけません。
そして、車両の側に問題があるのであれば、たとえ保障期間が過ぎていたとしても、きちんと主張すべきは主張すべきです。

定期点検はきちんとディーラーに入庫し、整備記録をきちんと付けていれば問題点の把握もしやすくなるので、あまり恐れる必要はありません。

当たり前のことを当たり前にやるディーラーを見つけて、楽しい輸入車ライフを過ごしてみるのも悪くはないですよ。

ってことで、ちょっとした小ネタでありました。



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