日本市場では世界各国の車を買うことができる。
アメ車やフランス、ドイツ、イタリアを始めとする欧州車など。
恵まれた環境だ。
だが、各メーカーが日本市場に魅力を感じて参入しつつも、状況が芳しくなく撤退するケースというのも結構あったりする。
最近ではOPELの撤退が記憶に新しい。
そんな中、まさかという話を耳にした。
欧州フォードの撤退が噂されている。っていうか、実際はもう在庫完売次第終了だとのことだ。
フォードというのはアメリカ資本の会社だが、欧州フォードという別組織があり、競争激しい欧州市場において、フォーカスやフィエスタといった車種がベストセラーになったりしている。
アメ車としてのフォードはイマイチだが、欧州産のフォードは走らせて楽しい車が多く、おいらもつい先日C-MAXがいいよ、なんて話をしたばかりだった。
確かに、2006年の国内におけるフォード車の販売実績は5000台ちょっとであり、わざわざ日本のためにATや電装品を特別仕立てにしてこの実績では、採算が合わないと判断されるのもやむを得ないというところか。
SUVであるエクスプローラーやマスタングといった車種はアメリカフォードの車種なので今後も問題なく展開されるであろうが、フォーカス、C-MAX、フィエスタ辺りはもう輸入業者にでも頼らないと手に入らなくなるということなわけだ。
それほど親会社アメリカフォードの赤字というのは、影響が大きい訳やね。
オペルからフォードに避難してきた難民が途方にくれていると聞く。
さらなる流浪の民とならないことを切に願う。
っていうか、プジョーにいらっしゃい。
プジョーも100%安泰って訳じゃないけどw
この記事へのコメント
おづら
海鮮丼太郎
それと、シレっとした顔で再参入してくるあたり、面の皮が厚いというかwwww
もるび
なくなっている希ガス。
アメリカ産業界での自動車産業の地位も低下して
今は全雇用者に占める比率は1%程度だそうで、
柔軟なアメリカらしくない硬直した企業だと思ふ。