
PSAの
新型モジュール式プラットフォームであるところのEMP2を採用した初めてのクルマが3月のジュネーブでお披露目されることになりまして。
今まで偽装されたテスト車の写真が出てくる度にやっちまったの悲鳴が上がっていたC4ピカソですが、公式に写真が出てきました。
Citroen Technospace Concept
「Citroen Technospace Concept」と命名されてはいますが、C4ピカソの市販版とほぼ変わらない形でのお披露目となります。
なお、ここでいうC4ピカソは国内に導入されている3列シート版(欧州名:C4 Grand Picasso)ではなく、2列シートのショート版ですのでお間違いの無いように。
現行C4ピカソの流麗なフォルムからすると、かなりデザイン的には後退した感が否めませんが、とりあえずシトロエンは次のピカソはコレで行くようであります。

初代クサラピカソのエッセンスが復活した…といえば聞こえはいいですが、全高を下げたことでバランスがおかしくなっているような気がするのは見慣れていないからなのかもしれません。

シトロエンで最も重要とされる「変態か、否か」を問われれば、じゅうぶん変態な気はしますので、一部の好事家の皆さんは安心したのではないでしょうか。
寸法的には全長4430mmx全幅1830mmx全高1610mmとなり、現行型に比べると若干背が低く、全長が短くなりました。
しかし、足元のスペースはクラス最高レベルになっているそうです。
ダッシュボードには208と同様に12インチクラスのタッチパネルを搭載して、各種操作性を向上させるようです。
EMP2採用により軽量化でCO2排出量も抑えられ、環境性能も改善することで商品力をどれだけ高められるかがポイントになりますが、詳細はジュネーブでの正式発表を待ちましょう。
ジュネーブでデビューした後夏からデリバリー開始、3列シート版は年内にリリースといったスケジュールになりそうであります。
すでに国内では現行型C4ピカソの販売が終了しておりますので、この穴を埋める次期型の投入が待たれますが、あと1年ぐらいは待つことになるのかもしれません。
その間は同じグループのプジョーさんの5008にがんばってもらうことにしましょう。
この記事へのコメント
チェリー
Mr.T
木型か何かと思ったら、本物なんですね。
形はともかく、細めのライトだけで間違いなく変態ですね。