住むところ間違えたかなぁ…
急行、ラッシュ時は各駅停車へ「格下げ」…東京急行
東京急行電鉄は9日、全国の私鉄ワースト2位となっている田園都市線の混雑を和らげるため、二子玉川―渋谷間の上り急行列車を平日朝のラッシュ時に限って各駅停車で運行する方針を明らかにした。
急行列車は混雑が激しいために、乗降に時間がかかり、これが路線全体の慢性的な遅延の原因になっている。このため、ラッシュ時に限り各駅停車にすることで混雑を平均化する。
今春にダイヤ改正する方向で、相互直通運転をしている東京地下鉄(東京メトロ)などと調整し、1月中に発表する。都市の鉄道は通勤時間を短くするために急行などの導入を進めてきたが、各駅停車への「格下げ」は珍しい。
同線の急行は、二子玉川―渋谷間は三軒茶屋のみ停車し、途中の4駅を通過している。各駅停車にすると、同区間の所要時間は2分程度増えるが、逆に普通列車は途中駅で急行を待避する必要がなくなるため2分程度短くなるという。
ラッシュ時の田園都市線は、ほぼ2分間隔で普通列車と急行列車が数珠つなぎに運行しており、混雑で客の乗降に時間がかかると、玉突きのように後続列車が遅れる。東急電鉄は「列車ごとの混雑のばらつきがなくなれば、慢性的なダイヤの遅れを減らせる」とみている。
田園都市線で最も混雑する上り急行の池尻大橋―渋谷間のピーク時混雑率(2005年度)は214%で「体が触れあい、相当圧迫感がある」という200%を超えている。普通列車との平均でも194%で、東京メトロ東西線上りの木場―門前仲町間(198%)に次いでいる。
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ALB.