「NOTTV」契約者数が40万契約突破
スマートフォン向け放送局「NOTTV」の契約者数が、2012年12月22日(土)に全国で400,000契約を突破いたしました。4月1日の開局から266日目で突破したことになります。
前回の数字公表は11月30日現在で258,368契約だったので、そこから3週間ほどで一気に14万契約近くを積み上げ、154.8%アップということになります。

今までの動きからすると爆発的な伸び率と言わざるを得ません。
この大躍進の原動力として、映画『ONE PIECE FILM Z』と連動したオリジナル番組をNOTTV独占で放送したことが大きいわけで、さすがに国民的アニメの影響力は大きいなぁ、と思わざるを得ないわけです。
他にもリリースにあるとおり海外ドラマの先行配信やオリジナル番組の拡充により従来のなんだかわからない地味な番組のリピート放送から少し幅が広がった感じがします。
また、年末年始はNOTTVを無料開放することで、NOTTV対応端末を持っていながらまだ視聴したことのないユーザーの接触率を高めることで契約を促す施策を準備しております。
これは非常に良い試みではないでしょうか。
対応端末も17機種に増えました。
iPhoneを買えずに意固地になっているドコモスマフォのユーザーは、iPhoneに出来ない事を自慢したがる傾向が強くありますので、こうした層のプライドをくすぐって加入させるのは比較的容易な話ではあります。
一方で気になるお話があります。
NOTTVと同種のビジネスモデルを持つ、エイベックスとドコモの合弁会社であるBeeTVですが、従来はドコモ端末でしか閲覧できなかったのが、先日PC版BeeTVのサービスを開始、これに伴い決済にクレジットカードを使用できることになり、キャリアの縛りが外れたオープンなサービスとなりました。
BeeTVはストリーミングを使ったオンデマンドサービスであり、NOTTVのように専用のチューナーを内蔵して、放送波を受信しないと観ることのできないサービスよりはるかに使い勝手が良いわけですが、それでもドコモの端末限定サービスとしては行き詰まりもあってか、PC版もリリースすることになったわけです。
BeeTVのユーザ数は11月末で140万契約となっておりますが、これだけだでは黒字化したとはいいつつもコンテンツを制作して独占的に配信していくには不十分ということなんでしょうね。
また、BeeTVの収益の大半は同じく月額のストリーミングサービスである『dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV』の300万契約人の会員によって支えられている状況でもあります。
(こちらは従来通りドコモスマートフォンのみのサービスとなります)
『VIDEOストア』は、BeeTVの番組に加え、映画やアニメなど多くの既存コンテンツを配信するサービスではありますが、同種の他サービスとの差別化が難しい状況になりつつあります。
使い勝手の良いオンデマンドサービスであり、これだけの会員を抱えているBeeTVであってもなかなか事業を軌道に乗せるのが難しい状況にあって、
・専用チューナーを内蔵した対応機種でしか閲覧できない
・キャリアの電波とは別の放送波を受信しなければならない
・番組表に自分のスケジュールに合わせなければ観れない
・録画も一部番組に制限されている
というハンディを背負ったNOTTVが、オリジナル番組の制作コスト、独占配信の外部調達コストを回収して事業を黒字化させるイメージがどうしても描けない自分がここにいるわけです。
とりあえず目標とする2013年3月末まで100万契約を達成するためには、あと60万契約となったわけであります。
毎月20万契約を積み増ししていけば達成できないわけではない!
とりあえず、当BLOGはNOTTVの可能性をうすら笑いで信じつつ、その成り行きをうぉちし続けていくことにしますよ。
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