プロモーションの一環として208を絡めたパフォーマンスを各国で開催してきたプジョーさんでありますが。
海外ではプロジェクションマッピングとかいろいろ駆使してやっていたりしますが、日本においては初めてとなる一般の人を相手にしたパフォーマンスイベントが六本木ヒルズで開催された。
その名も、
「BODY DRIVE EXPERIENCE 208」
六本木ヒルズの一角に、208GT2台と208 Cieloを展示車として持ち込んで、1台の208GTをステージとしてセットを組んでいた。
規模からすれば、
2年前にミッドタウンで開催したイベントに比べると小規模だったりするが、趣向はこちらの方が凝っていた。
今回の目玉は208の実車展示と、LAのダンスユニットである
iLuminateを起用して、208をイメージさせるオリジナルパフォーマンスを企画、それを実演するという試みだ。
208は発表の段階からLEDによるアクセントを強調するようなイメージを多様している。
実際、208の実車のメーター周りや、ポジションライト、テールランプにライン状のLEDを多様することで、特に夜は間違いなく目立つクルマに仕上がっている。
しかも208 Cieloに至っては、ガラスルーフの枠部分にもライン状にLEDチューブを仕込むという念の入れよう。
田舎へ行くとDQNカーが意味不明な場所にLEDチューブを装備してビカビカさせながら走っているが、一歩間違えると下品にも思えるところを破綻しない感じでまとめているのはさすが新世代のデザインと唸らされる。
で、208をアピールするために、このLEDを強調する趣向で今回のイベントが企画されたことが推測される。
youtubeで公開されているフルバージョンはこちらだ。
会場でのパフォーマンス自体は、プロモーションビデオによるiLuminateのLEDを駆使したダンスをスクリーンで流しながら、同期をとるようにリアルで4人のダンサーがパフォーマンスをする、という構成になっていた。
ビデオでもわかるように、LEDを効果的にダンスに取り入れているため、本来であれば会場の照明を真っ暗な状態にして見る事ができればLEDの効果がより高まったとは思うのだが、会場となった六本木ヒルズの大屋根プラザは人の往来する場所でもあるので、さすがにそれは難しいようだった。
パフォーマンスの開始時間が17時から1時間ごとになっていたのは、辺りが暗くなるのを待ってからということなのだろう。
イベント自体は13時からやっていたので、もったいないといえばもったいないのだが・・・
リアルの4人のダンサーの衣装のLEDも少なめだったこともあり、単なるダンスパフォーマンスに見えてしまったのは多少残念でもあった。
ただ、観客に与えるインパクトはそれなりにあったようで、パフォーマンスが始まるとステージを囲むぐらいに人が集まっていた。
また、パフォーマンス中の音楽はDJ某さんが来日してプレイしてくれていたのだそうだが、名前失念してすいません。
パフォーマンス終了後は、モデルのお姉さんが2人出てきてなぜか写真撮影タイム。
なんか知らんが、しきりにfacebookやtwitterへ投稿して欲しい旨がアナウンスされておりました。
デジカメで撮るとすぐにアップできないもんでして・・・リアルタイムで貢献できなくてすいませんね。
▲これだけクリックでフルサイズ表示
パフォーマンスの時間以外は、3台の実車展示に興味を示す人もけっこういて、それなりに盛況のように感じられた。
休日ということもあって、親子連れが多かったりしたので、アピールしたい層には十分リーチできたのではないだろうか。
ただひとつ残念だったのは、会場の大屋根プラザは六本木ヒルズの正面アプローチからは奥まったところにあるので、もう少し客の導線のあるところで開催できれば良かったのではないか、と思う。
いずれにしても、規模うんぬんを抜きにすれば、観客の足を止め、驚かせ、興味を持たせるというイベントとしての狙いは十分果たせたのではないか、と。
繰り返しになるが、パフォーマンスの性格上、会場を暗くして見せる演出が必要になるので、その工夫があればもう少し実演の回数が増やせたのではないかと思う。
他の地域でも同様のイベントを行うのであれば、今後はその辺りが検討課題になるかと思う。
でも、見に行くだけの価値はあったと思うし、今後の展開についても話が聞けたので、おいら的には満足でしたよ、と締めておくことにする。
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