とはいえ、最近はほとんど惰性みたいな感じになっているわけですが。
毎年おいら予想なんてのをやってたりするわけですが、ノミネート車が発表され、その中から今月中に10ベストカーを選出、その後決選投票を経て以下の3つの賞が決定するそうです。
【インポート・カー・オブ・ザ・イヤー】
【実行委員会特別賞】
・86/BRZ
・ノート
・N BOX/N BOX+
・CX-5
・up!
・911
・3シリーズ(セダン/ツーリング)
・DS5
・レンジローバー イヴォーク
DS5が落ちてどちらかが入ってくるかもしれませんが、大勢に影響は無いのでどうでもいいです。
おいらの3賞予測は以下のとおりです。
86/BRZ

up!

CX-5

逆に言うと、今年の日本を代表するクルマという理屈というかストーリーを演出する候補が他に無い、という話でもあります。
それが本来狙っている層に響いていないということは置いといて。
ここで便利なのが特別賞でありまして、毎年うまいクッション役を果たすこの賞をCX-5に与えることでメンツを潰さないようにする、ということですな。
確かにup!のアプローチはおもしろいものの、日本での使用においてはASGのデキがすべてをブチ壊しています。
up!はキャラクター商品であって、すべての人に推奨できるクルマではありませんが、これまたストーリーを演出できる輸入車が他に無い以上、up!でもやむを得ないといったところでしょうか。
先日も書いたとおり、up!をポップアイコン化させることがVWの目的であり、世間の注目を集めるためにインポートCOTYの受賞というのはバーター条件としては悪くないということになります。
で、ここでCX-5に対する扱いがフェアじゃない、という不満が噴出するわけですが、その受け皿となるのがもうひとつのCOTYことRJCカーオブザイヤーでありまして、そっちがCX-5を大賞に選出するでしょうから、それで一応のスジが通ることになります。
つまらん。
実につまらん展開であります。
で、2ちゃんのニュー速あたりにスレが立って、叩かれまくって5スレぐらい消費されておしまい、という感じでしょうかね。
じゃ、そういうことで。
86/BRZに比べてCX-5が弱いとすれば、すでにSKYACTIVとしての評価を昨年のデミオで受けていること、そしてCX-5というよりSKYACTIV、しかもディーゼルだけが突出して話題にされてしまったところがあるといったところでしょうか。
インポートカーについては、豊作のように見えて実はどれも授賞の決定打(わかりやすい理由)に欠けることから、妥協のない安全装備と思い切った価格で日本のコンパクトカー市場に衝撃を与えた、みたいな理由でup!を選出する、という筋書きが見えるわけですよ。確かにup!のアプローチはおもしろいものの、日本での使用においてはASGのデキがすべてをブチ壊しています。
up!はキャラクター商品であって、すべての人に推奨できるクルマではありませんが、これまたストーリーを演出できる輸入車が他に無い以上、up!でもやむを得ないといったところでしょうか。
実につまらん展開であります。
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