連休初日は午後から雨が降る予報だった。
雨は降らなかった。
連休2日目は朝には雨が止むという予報だった。
止まなかった。
連休3日目は朝から晴れていた。
無駄に過ごした2日分を取り戻すように、自転車で東京見物に出かけた。
汐留の
アドミュージアムでは
「日本のCMのぜんぶ1953-2012
―たった15秒なのに、何十年もおぼえている。」
という企画展示が行われている。
そして東京都現代美術館では「
特撮博物館」が最終日なので、これらをダブルヘッダーで巡ろう、という目論見。
アドミュージアムではCMの歴史とそれらを作り上げたクリエイターに焦点を当てて、懐かしいCMを随所で閲覧できる仕組みになっていた。
特に、iPadを活用して500本以上のCMをいろんな方法で検索、閲覧できるようになっていたので、ローテーションで流れているスクリーンを見なくても興味のあるCMをチェックできた。
これはいい取り組みだね。
ちゃんと見ようと思えば1日では足りないボリュームがあったが、要点だけチェックしてクリエイターインタビューの配布物をもらってアドミュージアムを後にする。
インタビューはかなりのボリュームで、こうした企画展の内容はきちんと書籍なりDVDなりにまとめて欲しいと強く思った次第也。
そして汐留から自転車で6kmほど走って清澄白河に到着。
何やら駅から人がワラワラと湧いてきて、皆同じ方向に向かって歩いている。
嫌な予感が少しした。
そして現代美術館を眼前にして予感は確信に変わった。
人気があるとは聞いていたし、最終日ということでそれなりに混んでるだろうと覚悟はしていたが、まさかここまでとは思わなかった。

チケット入手に40分。
入場までに120分。
・・・ギブアップ。
さすがに入場まで3時間近くも待てない。
っていうか、入場する頃には閉館時間だよ、こりゃ。
スゴスゴと撤退、近所にあるスカイツリーやらなんやらを見物しながら帰ってきたのでありました。
本日の自転車での走行距離は72km。まぁまぁですかね。
奇しくもこの日の夜の伊集院光のラジオで特撮博物館に行った話をしていたが、巨神兵の短編映画は是非とも見たかったが、それ以外の特撮作品について、自分はあまり深い知識を持っていないので、それほど楽しめなかったかな?という気にもなった。
東京都現代美術館史上最高級の動員を記録したらしく、国内巡回の計画もあるんだとか。
改めて見る機会があれば、今度はもう少し早い平日に訪れてみようと思ったのでありました。
しかしまぁ、特撮マニア恐るべし。
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