プジョー・シトロエン・ジャポン、「208 Intuitive」などパリ・モーターショー出展概要を発表
それに合わせてプジョーさんが出展概要をプレスリリースで出しております。
東京モーターショーでトヨタが張り切って出展しているのと同じと考えれば、力の入れ具合がなんとなくわかると思います。
「出展する40台の生産モデルのうち10台が208関連」
「208は販売開始から10.3万人の受注」
「208受注の内訳は、90%が中間もしくは上級グレード」
「Peugeot Connect Apps(タッチスクリーン)で多彩なアプリを提供」
「初公開の208 Intuitiveはパーキングアシストなど快適装備を最高レベルに高めた」
「初公開の208 Type R5は207 S2000の後継とした競技仕様」
「208XY、208GTiでプレミアムセグメントのライバルに挑む」
「508は上半期で6.9万台の販売」
「3008は6.2万台の販売」
「RCZは発売以来4.4万台の販売」
「RCZ Rは2013年末に欧州で発売予定」
「3008HYbrid4、508 Saloon HYbrid4、508RHXの3車種で9000台超の販売」
「2012年上半期の欧州以外での販売は28.7万台」
「新興国向けに301を出展」
「パリ、ブラジル、中国、マレーシア、ロシアなどの若い都市生活者向けに2008Conceptを出展」
時間が無くて本国のリリースを確認できておりませんが、その中から日本市場向けにエッセンスだけ抜き出したものと考えればよろしいかと思います。
・208を選ぶ人の9割が上級グレードを選んでるよ
・だから208は快適性に優れたグレードをいっぱい展開するよ
・新興国向けの販売は順調だよ
・南米、中国、ロシア、東南アジア市場を強化するよ
・新興国向けの車種もちゃんと作ってるよ
あ、Onyxとかは興味無いんで省きます。
実は、日本市場はもっとプレミアム路線に移行としてたりしてw
・・・まさか、ね。ははは。
それと、欧州市場ではもう伸び代が限られているので、新興国向けに安い車種を投入して、そちらで台数を稼ぐという二面作戦でもあるわけです。
今までは206/307セダンみたいに、中国等向けローカル車種のようなものを製造しておりましたが、今後はグローバルモデルとしてきちんと開発、広い市場で販売していこうという方針を打ち出したわけです。
それが301である、ということですね。
では、このプレスリリースから日本市場向けのメッセージをどう読み取るか。
おいら的には、
「世界販売が好調だからプジョーは大丈夫だよ」
「上級マーケットへの移行でさらなる歓びを提供するよ」
の2点と解釈しました。
この部分についてのコメントはあえて避けます。
さて。
プジョーがこれからどこへ向かおうとしているのか。
それを知るためにはリリースで触れられていない車種および販売を前提としたコンセプトカーがパリサロンでどのように提示されるかが重要です。
今後数年間のロードマップがある程度提示されると見ていいと思います。
208のバリエーションが豊富なことはわかりましたが、それ以外のボディタイプの提案、そしてCセグメントの戦略車である308後継、放置気味のAセグメント、パワートレイン…
この辺りはワールドプレミアもしくはコンセプト提示があるはずです。(無ければ相当ヤヴァい)
そして、GMとの提携効果をどのように発揮するのかのビジョンも提示しなければなりません。
つまり、リリースに書かれていないことの方が重要だったりするわけです。
まぁ、あと1日もすればわかることなのですが、注意深くうぉちしておくといいですよ。
じゃ、そういうことで。
それが301である、ということですね。
おいら的には、
「上級マーケットへの移行でさらなる歓びを提供するよ」
この部分についてのコメントはあえて避けます。
プジョーがこれからどこへ向かおうとしているのか。
それを知るためにはリリースで触れられていない車種および販売を前提としたコンセプトカーがパリサロンでどのように提示されるかが重要です。
まぁ、あと1日もすればわかることなのですが、注意深くうぉちしておくといいですよ。
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