FOCUS is Back!!

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208のあまりのガッカリ感についエントリーを書くのが遅くなりましたが、こちらは嬉しいニュース。

欧州フォードといえば、ベストセラーコンパクトであるフィエスタを始めとした魅力のある車種が揃っている。
しかし、国内においては2007年に欧州フォードのラインナップが撤退になってしまい、スパルタンな北米フォードのラインナップのみになってしまって残念に思っていた今日この頃。

しかし、そんな状況も欧州フォードの開発したクロスオーバーであるKUGAの導入を契機に変化の兆しが見えてきた。

フォード、新型フォーカスを2013年に日本投入

KUGAとの燃えるような愛と破局を経験した際に、今後のフォードの展開について聞いてみたところでは、次にマイナーチェンジしてエコブーストを搭載したフィエスタを入れたい、なんて話でありました。
フォーカスに関しては、2代目がCセグメントにしては拡大し過ぎた全幅(1840mm)が国内の市場にマッチしないので、それだったらコンパクトかつ欧州ベストセラーのフィエスタの方が訴求力があるだろう、と。ただし、導入にはもうしばらく時間が掛かるかもね、とも言っておりました。

そんな状況だったので何か動きが無いかとうぉちしてましたら、意外な事に新型フォーカスの導入が発表になったわけです。

新型(3代目)フォーカスはすでに欧州で販売されていますが、先代が1840mmという大柄なサイズだったのが1810mmとダウンサイジングしており、この辺りでイケると判断したのかもしれませんね。

あと10mmなんとかならなかったのか、とも思いますがそれでもVWばっかり目立つ状況に一石を投じる判断をしてくれたことは、非常に喜ばしい事であります。

ただし。

ひとつ気になるのがエンジンのラインナップでありまして。

Duratec 2.0L Ti-VCT直噴エンジン

であって、新世代エコブーストエンジンではない、という点でしょうか。
欧州ではすでにエコブーストのラインナップが設定されているので、それを入れない理由が考え付かないのですが、スポーティ寄りのラインナップにするためにエコブーストを避けたんでしょうかね?

もちろん、走りのパフォーマンスが優れていることに何の異存もありません。
ただし、現在の日本の輸入車市場においては、以前にも増して燃費性能が求められるようになっております。

KUGAのカタログ燃費が芳しくないように、フォーカスも12km/L程度も満たせないようだと、

エコブーストであれば、そのあたりを余裕で満たせる可能性があるだけに、バランスのいい仕様を選んで導入してほしいと思います。

ルノーのようにハイパフォーマンス車を先行導入、後から通常ラインナップを導入、みたいなことを考えてるんだったらいいんですけどね。

いずれにしても、フォーカスというすばらしいクルマが国内の輸入車の選択肢に加わるということは、非常に素晴らしい事だと思います。

ついでにフィエスタとB-MAXとC-MAXを早く持ってきて下さいw


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