国内で絶好調のアウディが、どのように事態を収束させるのかうぉtyyちしていたところ、
RT @audijapan: この度は不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。ドイツ及び中国 のAudiに対し報告をしており、事実関係を確認中です。
— 海鮮丼太郎Pro IIさん (@kaisendon) 9月 18, 2012
という第一報が発せられた後、翌日深夜にプレスリリースが発表されておりました。
中国のAudi販売店における反日デモ関連の横断幕掲出についてaudi.co.jp/jp/brand/ja/co…
— Audi Japanさん (@AudiJapan) 9月 18, 2012
中国のAudi販売店における反日デモ関連の横断幕掲出について
仰ることはごもっともだと思いますし、ダンマリを決め込まずにお得意のプレスリリースを出した姿勢は評価できると思いますよ。
内容についても、常識的な範囲にまとまってると思いますし。
ただ、調子に乗ってこういう事を書くと・・・
「Audiにとってこのような行為は受け入れがたいものです。我々は一企業であり政治的コメントをする立場にはないと信じています。いかなる暴力、扇動、外交からも距離をおくべきだと考えております。」
こういう話が出てきた時の整合性が取れなくなってしまうわけですよw
「アウディ」 シリア大統領に自社の車の使用中止を要求
まさしくダブルスタンダードどころか、市場の数だけスタンダードがあるってことなわけでありまして。
いやー、ダメージコントロールの基本は突っ込む余地を与えない事だと思うんですが、各市場に最適化したマーケティングをしている以上、あんまし高尚っぽいことは言わない方がいいと思いますけどね。
まぁね、アルカイダがトヨタのピックアップトラックを重用している映像が世界中に流れ、トヨタが「当該地域では直接販売していなかった」という弁明に追われるなんて事件もありましたから、シリアでこういうアクションを起こした事自体は、責められるべき事ではないと思います。
あくまでアウディは利益を追求する1つの企業なわけで、特にブランドイメージを維持するためならどんなことでもやるという集団であることは自明なわけであります。
たとえば、日本においてはサッカー日本代表にいちはやくスポンサードすることで、日本市場専用に“サムライブルーエディション”とかをリリースしたりするわけですが、これは日本代表を応援(スポンサード)することが、アウディのブランドイメージを高める宣伝効果があると見込んだからです。
ビジネスですよ、ビジネス。
ここまで露骨だと鼻につくわけですが、スポンサードというのは本来こういうものであって、市場の最適化を進めるとこうなるという、むしろ良い見本だと思うわけです。
この観点から中国の事例を見た場合、現地が勝手にやったこととはいえ、彼らなりに市場の最適化を考えて出した結論がああいう行為だったと考えれば、別に腹も立たないでしょう。
実際刃物を持って襲ってくるなんて考えるお花畑はそんなに居ないでしょ?
こういうのは笑ってやり過ごせばいいんですよ。
むしろ、本気で叩き潰すのは韓国の方でありましてw
そっちにリソース振り替えましょうや。
で、同じくVWグループもこんなことをやらかしていたわけですが。
ちょうどUP!が発表になりましたので、国産車からVWに乗り換える際に18000元(22万円相当)の値引きを堂々と主張していいんじゃないでしょうかね。
彼らに拒む理由は無い筈ですからw
彼らに拒む理由は無い筈ですからw
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