The Beetle見てきた

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「もう車検まで新たなクルマを見に行かないと約束したな?あれは嘘だ。」

そんなメイトリックスさんばりのセリフを吐きたくなった今日この頃。
いや、6月の車検を前倒しして入庫した帰り道の話なので、嘘ではない。

そんなわけで土曜日の話だが、営業マンとの関係を維持するためにプジョー世田谷SP(サービスポイント)へ車検のための入庫を済ませ、その帰り道に近所のVW成城へ立ち寄った。

この店は輸入車ディーラーの中でワーストな店舗であるVW世田谷と違って、非常にフレンドリーな対応をしてくれるので、VW車を見に行く時は必ずこの店にしている。
目的はゴルフヴァリアントだったのだが、その話は改めて。

で、たまたまこの日が新型ビートルこと「The Beetle」のお披露目だったらしく、店頭の目立つ所にドーンと展示されていた。

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義妹が先代のNew Beetleに乗っていたこともあり、思ってたよりデカい図体ではあったものの、そのポップな感じの演出は割と好きだった。

パイクカー的な扱いをされることはあったが、そのデザインには明確なメッセージがあったし、市場の受け入れられ方も概ね好意的であったことからも、過去にこんなエントリーを書いたことがある。

カウンターカルチャーとしてのNewビートル

で、新型のThe Beetleである。
一見してわかるとおり方向性が大きく変わることとなった。
ポップなスタイルからマッシヴなスタイルへ。
似ているようでまったく異なるクルマになったと言ってもいいだろう。

ただし、初代ビートルに思いを馳せてみると、世界中で愛され小粋な街乗り車として使われたかと思うと、BAJAみたいな過酷なラリーに挑むため極端に改造されたりと様々な使われ方をしてきたこともあり、The Beetleに関してはそうした初代のなんでもアリといったビートルに原点回帰したという見方もできる。

実際のところ、パイクカーというよりは実用車としての完成度へのこだわりがずいぶん強い感じを受けた。
The Beetleというクルマを単体でみた場合、これはこれで優れたクルマだと思う。

しかし、先代のNew Beetleが築いてきた流れという点からみると、こういうカタチにしたことで失う市場があることも事実だろう。
少なくとも、女性が積極的に欲しがるデザインではない。残念ながら。
New Beetleを象徴する一輪挿しが無くなってしまったことからも、そうした女性層をある意味切り捨てるような姿勢が感じられる。

極端に言ってしまえば、ポップであることを捨てたThe Beetleは、VW帝国の中で唯一のカウンターカルチャーとしての存在感を放棄したことになる。

VWというブランド全体を見た場合、シャレっ気がさらに無くなってつまらなくなったなぁ、などというのは口が悪すぎるだろうか?

その割に国内のプロモーションに関しては、ファッションアイコン化への色気を感じるが、思惑どおりに行くのだろうか?

先代に比べて男女比は9:1ぐらいまで落ち込む気がしないでもない。

そんなわけで、良くも悪くも“一輪挿し”がすべてを物語っている、The Beetleでありましたとさ。あ、でも男子が気兼ねなく乗れるクルマにはなってますよ、念のため。


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ちなみに、サクマドロップのノベルティを作ってたりしました。
こういうのはウケるんだろうか?美味しかったけど。
 
 

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