
クロスオーバーのカテゴリリーダーとして世界の自動車メーカーのフォロワーが続々と登場している日産のキャシュカイ(日本名:デュアリス)だが、発売から5年経過した今でもじゅうぶん魅力的なクルマとして特異な存在感を発揮している。
そんなキャシュカイだが、次期モデルの情報がぼちぼち出てきた。
Next Nissan Qashqai
イギリスで16万台以上を販売したとされ、世界中でも大成功と言える現行モデルに対して、その次のモデルの開発は難しい。
良いところを踏襲しつつ、ネガティブな要因を消す必要があるし、競合車が出てきたことで差別化を図る必要もあるが、大胆な変化は賛否両論を生みやすい。
誰もが納得する形で、しかも他の追随を許さない進化。
そんな事が求められる車種もそう多くはないだろう。
そんなわけで次期キャシュカイである。
新型キャシュカイは「さらにスタイリッシュ&品質向上」という点にフォーカスを定めたようだ。
仮想敵としては先日話題にしたSkodaのYetiやKiaのSportageといったコストパフォーマンスに優れたSUVから、プジョー3008やAudiのQ3、BMW X1といったプレミアムSUVまでを相手にすることを目指して「圧倒的なクオリティを手ごろな値段で買える」ということを実現してきそうだ。
先日のジュネーブショーでお披露目されたHi-Cross Conceptがデザインスタディだったわけだが、そこから新型のヒントを読み取ることができる。
現行キャシュカイ全長4330mmはほぼ変わらないものの、室内の居住性を改善、そしてカーゴスペースの容量を向上させる、と。
ディテールの部分で新たなデザイン要素を投入しつつも奇をてらわない正常進化の方向に向かうことになる。
また、支持の高いエクステリアデザインに対し、内装の質感については批判の多かった反省を受けて、ドイツ車並みに質感を高めたい、との意向があるようだ。
パワートレインのトピックとしては、現行が1.6Lエンジンであるのに対し、新型はダウンサイジングターボのトレンドに乗る形で113bhpの出力と190Nmのトルクを誇る新型1.2Lターボエンジンを投入するとのこと。
これにより50mile/G(21.25km/L)もの低燃費とCO2排出は120g/km以下という環境性能も実現するとしている。
この手のクルマとしては立派な数字だ。
また、日本に投入されるかは不明だあ、128bhpを誇る1.6L dCiディーゼルエンジンも投入されるとのことで、こちらは60mile/G(25.5km/L)という燃費と105g/km以下のCO2CO2排出ということで、こちらも期待の持てる数字かと。
日産はX-TRAILでディーゼル仕様を国内投入しているものの、様子見の感じを受ける。
単にディーゼル仕様を設定するのではなく、ディーゼルならではのメリットを見出せなければ販売に結び付けることが難しいであろうことを考えると、次期X-TRAILの国内ディーゼル仕様は期待できても、シティクロスオーバーであるデュアリスのディーゼル仕様は望み薄かな、などと考える。
それよりも、今度こそキャシュカイ+2を是非とも国内導入してくれ。
恐らく次期型キャシュカイ+2がおいらの一番理想のカタチになりそうなので。
そんな次期キャシュカイは来年のジュネーブショーでお披露目、2014年より販売開始とか。
+2の動向も含めて、期待の一台になりそうだ。
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