普通に考えりゃ、磐石という言葉からは程遠い状況であることは明らかで、発売日に積極的に買うユーザなどそれほど多くはないという予測もあるのだが。
おいら的には、国内で100万台ぐらいはすぐに売れるんじゃないかと思ってるんだが。
モノが確実に届けられれば、という前提つきだが。
で、初回出荷は10万台。しかも、20GBモデルと60GBモデルがそれぞれ4万台、残り2万台は初期不良対策のためのストックなどと言われている中で、ソニーがとった奇策とは、PS3を買う権利を売ります、というなんとも香ばしい香りのする仰天プランだ。
ソニー:PS3、年度内600万台出荷「難しくない」
大根田CFOは会見で、商機を逃さないよう対策としてPS3と交換できるクーポンを販売することを明らかにした。
まさか、同じ日に発表されたソフトバンクの端末0円という話題の方がクローズアップされて、せっかくのアイディアがイマイチ世間に認知されなかったのはソニーの一連の不幸からすれば軽い方の話だろう。
それにしても、初代XBOXの予約販売権を売りに出して壮絶に売れ残った転売屋の悪夢じゃないが、今回こんなことをして、果たして欲しいユーザに確実にモノは届くのだろうか?
このクーポンというのは、優先購入券みたいなもんだよな。
店に10台のPS3が入荷するとして、優先購入券を持ってる人から先に売る、と。
しかし、その店に確実に10台入荷するという情報は、どこからゲットするんだろう?
ただでさえソニーの出荷体制はわけがわからない状況なのに、クーポン持ってあっちこっちの店をウロウロするんだったら、あんまし意味がない気がするっていうか、社会人にそんなことやってるヒマはない。
そうすると、これは単にPlaystation.comの通販で予約すれば順番に確実に届けますよっていうのとあんまし変わらない気がするのだが、どうだろうか?
とは言いつつも、今回のこのクーポン施策は、今まで蔑ろにしてきた販売店との関係をなんとか保つための側面が強く、そのために販売店を経由して購入させる方法になるんだろう。
売りたくても売れないのであれば、必然的に店は売れるものに力を入れるようになる。
別にソニーと心中するつもりなんて販売店はさらさらないだろうし。
じゃなければ、本家Playstation.comで予約販売を一切やらないという理由がわからん。
で、だな。
ここに予約祭りに完全に乗り遅れた、初期ロットの60GB版を買ってもいいという消費者がいるのだが。
まぁ、定価でもいいよ。送料ぐらいは無料にしてくれれば。
今回のクーポン構想は、そんな消費者っていうかおいらの希望を叶えてくれるんだろうか?
クーポンを買ったとして、じゃあブツはいつどこでゲットすることができるんだろうか?
謎はつきないのだが、続報を待つことにしよう。
ところで、もう発売まであと3週間を切ってるんだよな?
本当に大丈夫なのか???
この記事へのコメント
ノーマル・ロム・ゲスト
海鮮丼太郎
おづら
BlogPetのぐるーむれいく2世
ところでソフトバンクと先っぽいあんまするはずだったみたい。
そうするとソニーの端末をあんまするつもりだった?