中学生ダンス必修化に関して思うこと

 
中学校の学習指導要綱の変更に伴い、新年度からダンスの授業が必修になるそうで。
 
うらやましい。

その一言に尽きる。

だって、授業で女子と手をつなげるんだぜ?

 …というおいらの頭の中では「ダンス=フォークダンス」で時が止まっているわけだが、実際のところは「創作ダンス」、「フォークダンス」、「現代的なリズムのダンス」という三要素の授業が行われるんだそうだ。

この辺、教える側のスキルが激しく問われることになるが、そんな先生たちのため?のリーフレットが用意されている。
まぁ、当の中学生たちはヒップホップなどのストリートダンスを項目とした「現代的なリズムのダンス」をやりたがるだろうなぁ、当然ながら。

おいらの時代はダンスというと上記のフォークダンスぐらいしか経験が無いわけだが、それですら恥ずかしくてまともに踊ることができない。
バンドやってたのでリズム感はそこそこあるものと自負しているが、とにかくダンスというものに極度に気恥ずかしさを感じてしまって苦手なのだ。

実はライブやクラブイベント行っても身体をゆらゆらと揺らす程度しかしないので、軽くステップを踏める人を見るとそれだけでも羨望の眼差しで見てしまうぐらいなのでありまして。

昨今の"踊ってみた動画"のブームにもイマイチ興味が持てなかったりするのは、これはもう根本的にダンスに対する興味が無いを通り越して拒否反応の領域に近いんじゃないだろうか、と思う。

同年代の連中も、やっぱりダンスというものに対する気恥ずかしさみたいなものは共通で持っているようで、趣味としてやってない限りあまりダンスと接する機会がなく育ってきた。


だがしかし。
これは非常に良くないことだと思った。


今年の年末年始に広島~出雲を旅してきたのだが、出雲の歴史博物館で古代の人々が愛を語り合う際に、「歌」と「踊り」が非常に重要な役割を果たしていた、なんて解説を見てハッと思いだした。

そうなのだ。
人間だけでなく、動物にとってのダンスとは、求愛行動の最たるものだったりするんだよね。

おいらが学生時代にモテなかったのは、この求愛行動である歌とダンスが苦手だったからに違いない!

これですべての謎が解けた。

その意味では、ももクロヲタやAKBヲタたちがサイリウム振りながら踊っている姿ですら、おいらを遥かに上回る求愛能力を持っているとも言えるわけだ。
うーむ・・・

海外へ行くと感じるのは、ダンスパーティなどは普通に行われており、そしてダンスのあるところには恋愛があったりする。

ダンスは自己表現の手段のひとつであり、その能力を身につけておくことはもはや必須条件なわけだ。

ダンスを習得することは、ボールを投げる能力、泳ぐ能力、字を書く能力に次ぐぐらい生きていく上で大事なことであり、ある種の本能であるとも言える、と。

日本人のダンスがフォークダンスで止まっていて、そのあと「Shall we dance?」的な展開に飛躍してしまうのは、やっぱりどこかおかしいと思うわけで、カラオケで歌うことに抵抗感が無くなったように、ダンスについてもうまい具合に浸透していくと良いなぁ、とダンスを身につけることができなかったおじさんとしては本気で思うわけですよ。

ちなみにダンスの必修化にともない、この界隈のビジネスが加速しているようで、安室奈美恵などが所属する事務所がインターネットを使った無料の教則ムービーを公開するなどの動きが始まっているそうな。

ダンススクールの会員数も飛躍的に伸びているようで、習い事のひとつにダンスが選択肢に入っているなんて、隔世の感がありますな。


そんなわけで、若人よ。
モテたかったら真面目にダンスを習得しなさい。

人間は歴史から学ぶ生き物だ。
古来から踊りの果たした役割を学び、それをしっかり活かしていきましょう。
「モテたい!」っていうのは、実は最高のモチベーションになりえるわけだしw

ダンスを習得してもモテなかったとしたら・・・
それは知らない。
他に活路を見出しましょう。
 
 

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