そんなわけで、今年のマンガ大賞2012の2位に「大東京トイボックス」が入賞しました!
とか書いておきながら、実はあまり嬉しくない。
少なくとも、今回の入賞作品の中見れば、1位を取ってもおかしくないと思っていたから。
でも結果は結果であり、また61ptという点数を獲得したことから、選考員にそれなりにインパクトを与えた作品だということはできるんじゃないかと。
しかしやっぱり悔しいねぇ…
荒川弘せんせには何の恨みもないけれど、やっぱり俺的マンガ大賞は「大東京トイボックス」が一番だったと思うわけです。
当BLOGと大東京トイボックスは、実はけっこう深い関係があったりする。
大東京トイボックスの前身となる「東京トイボックス」が講談社のモーニングで連載されていた時、たまたま目にしたのがきっかけで当BLOGで紹介してからずっと応援し、新刊が出るたびに発売日に買い続けてきた作品だ。
待ち遠しくて発売日にマンガを買うのって、実はこの作品だけだったりする。
「東京トイボックス」の頃はいまいち講談社側があまりバックアップをしてくれなかったようで、だったら読者が支えるしかねーじゃんよ、ってことでBLOGに書いたり某掲示板に紹介しまくったり、モーニングのアンケートでマメに良かった作品としてプッシュしたりという行動を起こしていた。
単行本発売の際もAmazonで10冊予約とかしたら、どこぞの凡侭が対抗して30冊買ったりとか、変なところで盛り上がったりもした。
(その30冊はゲーム作ってる若手クリエイターに配ったとかなんとか)
その後幻冬舎に移って「大東京トイボックス」として連載が始まり、徐々に知名度が高まっていったので、なにやら自分のことのように嬉しかったりしたのでありました。
そして今回、マンガ大賞ノミネートということで、これに関連して「大東京トイボックス」の電子配信が開始されることになり、妙なところで本業とリンクすることになりました。
twitter上でうめせんせとやりとりさせてもらったりしておりまして、公私混同も甚だしいですが、この作品を広めるためだったらなんでもやりますよ。
月刊連載のため、世の中のゲーム事情との乖離が少し発生しているものの、8巻で大きくストーリーが動いているので、こうした現実とリンクしたゲーム制作を舞台とした熱いお話を、うめせんせには今後も精力的に描いていって欲しいと思うわけです。
月刊だとペースがイマイチなので、ここはどうでしょう?週刊に移籍とか…w
■大東京トイボックス 8(最新刊)
■大東京トイボックス(既刊)
■東京トイボックス
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