当然のことながら、3月(もしくは4月頭から)クルマに乗り始めるという人も増えるわけです。
そうすると必然的に任意保険の手続きも3月に集中するわけです。
基本的にクルマを買い換えたとしても、クルマを所有し続けている限り基本的に更新のタイミングはこの時期になってしまうのです。
そんなわけでご多分に漏れず、おいらも初めて買ったスプリンターカリブが3月だったということもあり、ずっと3月末に任意保険の更新をしております。
4月に入ると各種税金が襲ってきますので、できれば半年ぐらい保険支払いのタイミングをずらしたいのですが、なかなかそうもいかないのがツラいところであります。
で、今年も保険はチューリッヒの自動車保険を更新することにします。
事故対応になんら不満はありませんし、国内でいくつか保険会社を使ったことがありますが、どこも言うほど満足する対応をしてもらえない(あろうことか事故相手が同じ損保ジャパンだった時は共謀して示談を低く提示してきやがった)こともあり、ここしばらくはチューリッヒ一択という状態が続いております。
安さを追求すると他の選択肢もあるんだろうけど、対応力という点で不満が出ない限り乗り換えるつもりは今のところありませぬ。
で、チューリッヒを選ぶ理由のひとつがWEB見積もりのシステムが充実しているという点がありまして。
自動車保険はさまざまな補償に加えて最近は多くの特約を付帯できることもあり、いちいち電話で説明を聞いて見積もりを取り直したりするとえらく面倒くさいということがあるわけです。
その点チューリッヒの見積もりシステムは各種特約を付けたり補償額を増減させた場合の保険料を瞬時に見積もることができ、同時に3パターンの見積もりを作成することができるわけです。
たとえば車両保険を付けた場合とそうでない場合、搭乗者障害の額や免責ゼロをつけるかどうか、みたいなことをあれこれシミュレーションしながら、予算の中から最適な保証プランを選ぶことができるのです。
他にも特約として、日常の自転車事故などで加害者になってしまった場合に備えて「個人賠償責任補償特約」みたいなものを付けたらどうなるか?なんてことを考えるのも重要なわけです。
そんなわけで、おいらが今年更新した保険の内容はこちら。
■車両条件
型式:3EHRFN
メーカー:プジョー
仕様:307sw
使用目的:日常レジャー使用
年間予定走行距離:3000km~5000km
等級:20
■補償内容
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
自損事故保険:人身障害補償特約で補償
無保険車傷害保険:2億円
人身障害特約:無制限
車両保険:あり
車両保険金額:80万円
車両保険条件:ワイドカバー型(一般条件)
免責ゼロ特約:あり
車内身の回り品特約:15万円
■特約
弁護士費用特約:300万円
個人賠償責任補償特約:3000万円
原付特約:なし
代車費用特約:なし
等級プロテクション特約:あり
運転者年齢条件:30歳以上補償
障害特約:夫婦のみ補償型
とまぁ、こんな内容で保険料は81340円でありました。
安くはないよね。
しかし、何か事故った場合の修理費が高くつくプジョーということもあるので、このあたりは予防線を張る意味で毎年このぐらいの補償内容にしております。
唯一今年追加したのが、弁護士費用特約。
最近の保険会社は採算の悪化ということもあり保険金の支払いを渋る傾向がさらに強まってきているので、示談交渉でこじれた場合、弁護士使って解決するようなケースも想定しなければならなくなってきてまして。
そのあたりは多少の心得はあるものの、いざという時は任せてしまいたい。
またこの特約は、もうひとつ入っているバイクの保険にも適用させることができ、もしバイク事故で弁護士を立てなければならない時も自動車側の弁護士費用特約を使うことができる、というメリットがあるのです。
この特約を付けると保険料がだいたい+4000円ぐらい高くなるが、まぁ備えという意味ではムダではなかろう、と。
さて、ここで気になるのが、等級が上がっているのに保険料が昨年と比べてあまりやすくなってないのはどうしてなんだろう?ってことでありまして。
ご存知の通り、クルマの保険料は車種によってその事故暦(補償暦)からリスクを9段階に設定されており、そのクラスによって基本となる保険料が決まるということになるわけです。
事故の多いスポーツカーは保険料が高く、逆に事故の少ないファミリーカーは保険料が安い、と言われる根拠がこのクラス分けにあるわけですね。
じゃあおいらのプジョーさんのクラスはどうなってるんだろう?と思って調べてみました。
こんな感じでした。
2010年 | 2011・2012年 | |||||||
型式 | 対人 | 対物 | 搭乗者 | 車両 | 対人 | 対物 | 搭乗者 | 車両 |
3EHRFN | 4 | 4 | 4 | 6 | 5 | 4 | 4 | 6 |
数字が小さいほど保険料が安くなります。
こうして見ると、307swは昨年より対人のクラスが上がってますね。
誰か大きな人身事故を起こしたということなんでしょう。
おいらみたいにマターリと乗っている多くのオーナーには迷惑な話ですが、誰かが事故を起こすと同じ車種に乗ってる多くの人が迷惑を受けるということを肝に銘じておきたいものですね。
さてこのデータは「自動車保険料率データベース」という便利なページで見ることができます。
自分の乗っているクルマの型番を調べ、各メーカーの一覧から自分の車種のクラスを確認してみてくださいね。
これはクルマを新たに買おうという場合にも保険料の概算を算出する上で非常に便利に使えます。
保険料算出にはこのデータ以外にも年齢や今までの等級、年間走行距離や免許証の色などさまざまな要因が絡んでくるので、一概に金額を算出するのは難しいもんです。
とりあえず、見積もりが自由にできる保険会社のシステムを使って、あれこれやってみることをオススメしますよ。
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