
今日、何か神が降りてきておいらに語り掛けた。
ビール片手にF1見てないで、どっか出かけろ、と。
空を見上げると、快晴だった。
そういえばクルマもしばらく乗ってない。
F1中継は、変なタレントが出てくることを除けば、カーナビのテレビでも生中継を楽しめる。
どうせ出発は昼過ぎから渋滞するだろうし、クルマの中でF1見ながらどこかドライブに行くのでも悪くはないだろう。
ってことで、連休の中日、中途半端な時刻に目的地も決めずにドライブに出発したのだった。
目的地を決めてないとはいえ、とりあえず方角だけは定めようということで、秋の道志みちでも訪れてみようということで、国道246を厚木方面に向かった。
案の定、渋滞に引っかかり、カーナビでF1中継を存分に楽しむことができた。
”シューマッハが…”、まで見た。
さて。
気を取り直して2時間ほど経過したところで、道志みちのVICS情報を確認すると、どうも崖崩れによる通行止めが発生しているようだった。
ここで行き先を急遽宮ヶ瀬ダムに変更した。
道を一本曲がるだけだったから。
宮ヶ瀬ダムといえば、年末の日本一のクリスマスツリーが有名だが、今回は明るいうちに到着したこともあり、ビジターセンターから公園内をゆっくり散歩して廻るだけの余裕があった。
あれだけ強かった風もピタっと止み、芝生ではバドミントンに興じたり、連れてきた犬を遊ばせたりと、微笑ましい自然公園の光景が広がっていた。

17:00まで渡ることが出来る水の郷大つり橋を歩きながら、宮ヶ瀬湖を一望する。
この水がめのおかげで、ここ数十年神奈川は断水せずに済んでいる。ありがたいことだ。

1時間半ほど宮ヶ瀬ダムを散策し、ぼちぼち退散。
ここから帰路につくのだが、同じ道を走っては面白くない。
ってことで、宮ヶ瀬といったらお約束のヤビツ峠。
明るいうちは対向車が来てもわかりにくいので、ちょいと時間が早かった気もするが、ペースを落としてコースイン。
いきなり警察の検問とかがあったりしたが、その後数箇所の交差渋滞に巻き込まれつつも40分ぐらいでクリア。
ヤビツ峠を過ぎた下りに差し掛かった頃には、ちょうど日の入りの時間帯になっていた。
菜の花台に到着するとまだ明るさが残っており、ここで初めて菜の花台には駐車場の奥に展望台が設置されていることに気がついた。
今まで何回か来たことがあったが、いずれも深夜だったためその存在にまったく気がつかなかった。
展望台からの眺めは、最高としか表現する言葉が出てこないほど。
富士山から箱根に連なる山々と、平塚から大磯、小田原へと続く海岸線を一望できるのは、この場所ならではだ。

だんだんと暗闇が広がり、それに呼応するように点灯する街の灯り。
人間はなぜ夜景を見ると美しいと思うのだろうか?それはきっと、星空を見て美しいと感じ、人口の光に星空のイメージをダブらせているからじゃないか?
そんなことを考えてみたりした。
ここから再び246号を使って帰ってきたわけだが、さすがに帰り道の大渋滞は疲れた。
秦野から家まで、だいたい2時間掛かっており、もうちょっと近い場所だったら良かったのだがなぁ、とか思いつつ、午後から出かけた割には内容の濃いドライブは終了したのだった。
F1中継?なにそれ?
P.S.
そして今、最高画質で録画しておいた中継を見直してジタバタしている俺ガイル。
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