
そろそろ(っていうかまだ)モデルライフ後半に差し掛かったプジョーの307シリーズ。
新車効果が薄くなるとマイナーチェンジを施し、その後は特別仕様車などで鮮度を維持しつつ次世代モデルにバトンタッチという自動車のライフサイクルにおいて、307シリーズもそろそろ特別仕様車に頼るフェーズに差し掛かってきたようだ。
ってことで、謎の特別仕様車が発表になりますた。
その名も「OXYGO(オキシゴ)」。
プレスリリースによると、
『OXYGO』の名称の由来は、「307」の広大なガラスエリア及び広い室内空間が生み出す開放感と、快適性をイメージし、酸素・呼吸という意味の「OXY」と「GO」を掛け合わせスポーティなイメージを訴求している。
えーっと…
確かに307のフロントガラスは他車に比べて大きいが、しかし、307シリーズにおける”広大なガラスエリア”っていう枕詞は、従来は307swに採用されたガラスルーフを指すことが多かった。
で、OXYGOのベース車となるFelineはガラスルーフでもないので、広大なガラスエリアっていう謳い文句はどうなんだろう?
で、このOXYGOというネーミングは、欧州ですでに使用されており、それを日本にも投入ということになったようだ。
日本に投入する際、とりあえず307swは現モデルでもセールスを維持できていることから、落ち込みの激しいHB(ハッチバック)のカンフル剤として先行してOXYGOという特別仕様車をリリースしたってことなんだろう。
事実、欧州の方ではHB意外にも307swにOXYGOの設定があることから、そのうち307swにもOXYGOの設定が追加されることになるのかもね。
って、ネーミングのことなんかどうでもいいか。
写真を見てもらうとわかるが、ブラックボディだとずいぶん精悍なイメージになるもんだ。
賛否両論のあるフロントフェイスも、ブラックで統一されているとその造詣が目立ちにくく、逆にデザインとして引き締まっているように見える。
正直、これはちょっと欲しいかも。
特別装備そのものに目新しい要素はないが、相変わらずMC後の307シリーズに後付で市販のナビゲーションやオーディオを取り付けることに難儀している状況からすると、流行の要素を盛り込んで尚且つ多少なりともお得感を演出している価格設定は悪くはない。
自分であとからカスタマイズする要素は少ないが、それでも完成された307シリーズを所有するという選択肢、これは新規オーナーにとっては悪くないはずだ。
iPod接続ができるかどうか。専用端子ならベストだが、そうでなければせめてAUX INぐらいは搭載していてもらいたいものだ。
限定250台ということだが、まぁそれはそれ、だw
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おづら