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なにはともあれ運動不足。
そんなわけで昨日は休日出勤で2012年も相変わらずのワーカーホリック状態ではあるものの、そのストレスの捌け口と運動不足の両方を解消しようということで、ちい散歩の3倍ぐらいの早歩きでとにかく距離を歩いてみようという散歩にスタートしたのでありました。
目的地は特に決めなかったものの、なんとなくあざみ野方面を目指すということで、尻手黒川道路沿いにずんずんと歩き、仮の目的地として王禅寺を目指したのでありました。
とはいえ、単なる散歩ではつまらない。
基本的に人間観察が好きなおいらとしては、途中で立ち寄ったマクドナルドでもフィールドワークは欠かせないですよ。
ってことで、周りを見ると子連れの主婦ばかり。
しかも、かわいらしいょぅι゛ょがたくさんいてパラダイスなのですよ。
ってことで、じっくり観察開始。
なにやらどの子もたまごっちらしきものを大切に持ち歩いている。
最近ブームなんだろうか?ということで聞くはネットの集合知。
なにやら女子の間では再びたまごっちブームになっているらしい。
大切に画面を覗き込んではピコピコやってる様子がとてつもなく可愛らしい。
何気にそんなことをツイートしているとおまわりさん呼ばれそうになりそうなもんだが、こんなときのアリバイ作り。嫁を連れてきてよかった。
独りで入ってジロジロやってたら、明らかにポリス沙汰であります。
他にもマクドナルドのハッピーセットの景品がスポンジボブになるらしい、などという情報もキャッチ。
マクドナルドのハッピーセットといえばディズニーキャラと決まってたものが、日本マクドナルドは独自にキャラクター商品の選定を始めたようで、ポケモンやハローキティをはじめとしてその時代の流行モノのグッズを用意することでかなり独自の展開しているように思われる。
ケロロ軍曹とか名探偵コナンといったベタなタイアップの他、最近ではプリキュアやトレーディングカードなんかの展開もしており、子供の心を鷲掴みするためだったら何でもやるぐらいの勢いが感じられるのである。
(逆に、ディズニーキャラの衰退もこうしたところから明確に感じられるのだ)
しかし、今回のスポンジボブを選ぶメリットって何なのかなぁ?
とても子供ウケするキャラには見えないのだが…
本国からのゴリ押しなんだろうか?
▲かわいいって気もしないし、流行ってるって話も聞かないんだが…
などといった考察も忘れていないところが単なる変質者と高尚なフィールドワークの視点の違いである。
話が脱線したが、空腹を満たしたところで再び通常の3倍散歩の再開。
尻手黒川道路はその名の通り川崎市南部の尻手から北部の黒川地区(新百合ヶ丘のそば)まで通じている道路で、東名川崎ICを降りたクルマが各商業地へと向かう際に使われる道路であり、沿線にはいろんな店があったりするのだが、なんでこんなところに?と思うほど辺鄙な場所に、「純手打ち讃岐うどん 綾」という讃岐うどんの店がある。
店は完全に職業ドライバーがちょっと立ち寄って軽く食べるという感じの作りなのだが、なぜかここのうどんが美味いということで、わざわざ遠方から訪れる客も多く、昼時はいつも行列が出来ている。
今日も15人近くがこの寒空の中行列を作っていた。
ご苦労なことであります。
今日はずいぶんと寒かったが、歩幅を小さくして早歩きするとけっこう身体が温まるもので、麻生区のヨネッティあたりに差し掛かった頃にはかなり好調な感じになっていた。
ここから王禅寺のあるふるさと公園をスイングバイしてあざみ野駅へと向かう。
途中、東京都市大学の原子力研究所の前を偶然通りがかったが、すぐそばには虹ヶ丘団地があったりして、なんか普通の住宅街に隣接してこうした施設があることが驚きだった。
地元の人にとっては、この施設も生活の一部になってるなぁ、という感じ。
さて、そんなわけであざみ野駅へと向かう道を歩いていると、掲示板にあざみ野団地30周年の文字が目に入る。
30周年ということは、1982年から造成が始まったってことらしいが、ニュータウンブームの最盛期に計画され、多くの人たちが夢を持ってこの地に移り住んできた歴史が建物からは感じられる。
あざみ野は今も住宅地の造成が進んでおり、街の新陳代謝がうまく進んでいる印象だ。
特にメインストリートに立ち並ぶ個人商店が、テナントの入れ替えはあるものの、きちんと成立しているところからもそうした事が感じられる。
(上記した虹ヶ丘団地は高齢化が進んでいるようで、少し元気が無かったが…)
あざみ野は駅ビルと呼べる商業施設がほとんど無いので、個人商店や小規模店舗が成立しやすいという特徴もあるようだが。
そんなことを感じつつ一休みして帰路につく。
この時点でだいたい歩数計は約20000歩を指しており、けっこういい運動量になっている。
たまプラーザの駅併設の商業施設に入っている銀のあんでたいやきを食べて小休止。
昨年オープンしたたまプラーザの駅ビルだが、どうも下品な感じがしてあまり好きになれない。
店舗はいっぱいあるものの、ここですべての需要を独占したがる姿勢は、街づくりの観点からすると、あまり志が高いものではない。
まぁたまプラーザというのはそういうところだから、という発想もあるんだろうが、買い物には困らないところだが、あまり住みたいという気にはならない街だ。
おとなりのあざみ野の方がおいらは好きだ。
たまプラーザから鷺沼を経由して宮前平、そして宮崎台と、いつもの圏内に帰ってくる頃にはすっかり日が暮れており、家に着いたら18時を回っていた。
歩数計は28000に若干届かないぐらい。
試しに距離を出してみたら、だいたい20km歩いたことになる。
20kmといえば、東京駅から川崎駅ぐらいまでの距離。
けっこう歩いたなぁ。
川崎市北部から横浜市北部はまだまだ自然も多く残っており、場所によっては歴史を感じさせるニュータウンの風景があったりと、散歩するには意外とおもしろい光景に出会えることがわかったのは収穫だった。
しかし。
さすがに足の裏が痛いし、筋肉痛が早くも発生しているし、疲れた。
暖かい風呂に入って、鍋食って、明日からの仕事に備えて寝るとしますよ。
あ、もうこんな時間か…
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