こんなご時世なので、殺人事件が起こる事については別段驚きを感じなくなってしまった。
しかし、それがごく近所で発生したとなると、これはちと穏やかではない。
我が家から数百m離れた場所で、その事件は起こった。
殺人事件:帰宅途中の女性、トンネル内で…刺殺か 川崎
川崎女性刺殺:短時間で致命傷 防御の跡なし
ちょうど送別会のため徹夜のカラオケから帰還し、軽く一眠りした後、第一報を目にしたのはまちBBSの地域スレッドだった。
事件現場が特定できなかったので、起きて状況を見に出かけてみたところ、確かに暗くてなんとなく歩きにくい近所のトンネルであることがわかった。
現場一帯は封鎖され現場検証が行われており、付近にはテレビ局の中継車が集まっていた。
事件の経緯についてまだよくわからなかったので、警備をしている警官に何があったのか話を聞こうとしたら、
「宮前警察署に確認するか、ニュースなど報道を見て欲しい」
とのことだった。
何か状況を話してはいけない通達でもあるんだろうか?
とりあえずそのまま家に帰り、ネットを使って情報収集を行った。
夜になって事件の内容がだんだんわかってきたようだが、通り魔的犯行であるとのことらしい。
その割に、犯行現場から数百mの我が家近くに、警戒を呼びかけるような放送なり、街宣パトカーなどが廻ってきた感じがしない。
心なしか人通りが少ない気もするが、至ってふだんと変わらない、悪く言えば緊張感のない近所の状況に、危機管理についてちょっと考えてしまった。
できればこういうエントリーは書きたくないのだが、ここに居を構えてしまった以上、おいら自身の問題として考えていく必要があるので、あえて書く。
亡くなった方のご冥福を祈る。そして、犯人の一刻も早い逮捕を。自殺などさせてはいかん。絶対生きて捕まえろ。
この記事へのコメント
デンジン
テレビでは近所の人の声として「夜は怖いから通らない」みたいなブラックスポットだったと報じていますね。
以前にも、この現場から500mのところで刺され重症となる事件があったようです。
都会の夜型生活になれちゃうと、深夜に外を歩くことに対しての恐怖感が薄れるのかもしれませんね…。
田舎は、夜、徒歩で外に出る気がなくなります。マジ真っ暗ですから…。