売り方の変わるクルマ

  
 
ジャパネットたかたでEV販売…三菱自動車
三菱自動車は20日、「ジャパネットたかた」のテレビ通販で、電気自動車(EV)の紹介販売を始めると発表した。テレビ通販でのEV販売は国内初めて。

 販売するのは、「アイ・ミーブ」と「ミニキャブ・ミーブ」の2車種のEVで、22日のテレビ通販番組から扱う。顧客からジャパネットのコールセンターに問い合わせが入ると、三菱自の販売会社に顧客情報が連絡される。実際のEV販売は、三菱自の販売店が行う。商談が成立すると、ジャパネット側に手数料を支払う。

 三菱自は、すでに家電量販店のヤマダ電機などの店頭で紹介販売をしている。

ってことで、ヤマダやビックカメラでのiMiEVの販売が始まったのだから、当然こういう流れが出てくるわけでありまして。

これを悲観する向きも多いようですが、EVがどんなものかを判りやすくメリットとして伝えるには、こうした家電的アプローチが有効なことはすでに広く知られているわけでありまして。

っていうか、軽自動車やコンパクトカーのカタログ見てりゃ、クルマの性能云々よりも使い勝手や燃費などの直接的なメリットを前面に出してアピールしていることぐらいわかるでしょうよ、と。

生活必需品としてのニーズと、嗜好品としてのニーズの二極分化が進んでいくことで、それに合わせて販売手法も多岐に渡ることは何もクルマに限った話でもないわけでして、ネットや通販でクルマを買うという動きは、一定の比率で今後も伸びていくことでしょう。

一方で嗜好品としてのクルマのニーズは、従来どおりショウルームでの展示、じっくりと比較検討、商談という一連のプロセスも含めての購入体験であるわけで、こちらが無くなることもありえません。

ディーラーはショウルームとしての役割と、商談窓口という役割にこちらも二極分化していくかもしれません。

ただし両者を比較すると、販管コストに差が出てくることが想定されるわけです。
安いクルマは徹底的に安く、販管コストも抑える方向で。

嗜好品としてのクルマは、購入体験を充実させるためにある程度の販管コストを掛け、それが車両価格に上乗せされる傾向が強まっていくのかもしれません。

それが好ましい世の中なのかは知りませんよ。
でも、そういう可能性があるということを想定した上で、自分の欲しいクルマがどちらにカテゴライズされるのか?ということをちょっと考えてみるのもいいかもしれません。

 
 

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