バイク用ETC、11月にも実用化?

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▲日本無線 JRM-11 標準価格:31500円 さて、補助金はいくら?

<ETC>二輪車用、11月にも導入 国交省方針

バイク用ETCユニットの実用化がいよいよ決まったようだ。
乗用車用のETCサービスから遅れること5年。
ハイウェイカードの廃止によって、バイクはETCの各種割引の適用除外ということから普通自動車より高い料金を支払わされるという不満が噴出して、国土交通省が慌ててバイク用ETCの研究に着手したというお粗末な経緯がある。
指摘を受けるまで、本当にそうした不公平な事態を想定していなかったと見えるところが、マイノリティに対する役所の目利きの悪さを露呈していた象徴的な事件だった。

で、研究を開始したといっても一向に実用化の目処は立たず、痺れを切らした連中は自主運用の名の下に独自で工夫を凝らした対策を採り始めた。
軽自動車とバイクの通行料金が同じなら、軽自動車登録のETCユニットを積んでしまえばいいという話も成り立つわな。払ってる料金は正しいんだから。

ってことで、裏技的にこんなことを考えたとして、誰が彼らを責めることができようか。
それほどまでに、日本においてバイクという乗り物は行政から冷遇されてきたという歴史がわるわけだ。
そもそも、あれだけ場所を食う軽自動車と、バイクの通行料金が同一ということ自体、おかしいことだと思わんか?

で、バイク用ETCユニットは、技術的には乗用車のものをそのまま流用すればいいはずなのに、わざわざ専用品を開発するという効率の悪さ。
それでもバイカーの期待は大きく、5000名モニター募集の案内に申し込みが殺到した。
そしてモニターとして参加した者が徐々にレポートを上げ始め、その実態が露になってきた。

ETCモニター試用
バイクにETCを取付よう!

バイクということもあり防水や振動対策などが別途必要なのはわかるのだが、明らかにユニットの形状が大きく、また設置の場所も必要となる。
昨今流行のビッグスクーターなど収納スペースが確保されているバイクであれば、設置の自由度は高くなるが、おいらが乗ってるようなネイキッドタイプは各部がむき出しになっており、とてもじゃないがユニットを設置する場所などない。
(まったくないわけじゃないが、工具類が積めなくなる可能性大)

ってことで、製品版がどういった使い勝手を確保して出てくるのか。
また、当然のことながら乗用車のETCユニットに適用された各種助成金がどのようになるのか、注意深く見ていきたいと思う今日この頃。
まぁ、ETCカードの決済で割引が適宜受けられるんなら、実はあんまりノンストップ決済には拘ってないんだけどwww



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