1年半ぶりにXBOX360の電源を入れた。
最近はゲームで遊ぶことがめっきり減ってしまい、しかもほとんどがポータブルゲーム機をたまに起動する程度だったりしたので、据置機であるWiiもすでに半年以上電源を入れていない状態で、別室に設置してあるXBOX360に至ってはコンセントからばっさりと抜いて放置常態になっていた。
もう一台あった(当時の)次世代据置機だったPS3は、なんだか知らんが変な希少価値がついたので購入価格とほぼ同じ価格でヤフオクで売ってしまった。
つまり、我が家において据置ゲーム機のニーズはほぼ消滅したと言っていい状況だった。
しかし、XBOX360については、初代XBOXの一部ゲームがプレイできることと、HDDさえ交換してしまえばダウンロードコンテンツならびに世界中のゲームがプレイできる魅力的なコンソールとして復活できる。
おいらの持っているXBOX360は初代のモデルなのでHDDが20GBしか搭載されておらず、とはいっても純正の交換用250GB HDDは15000円近くもするということで、購入を先延ばしにしていたらいつの間にやらXBOX360そのものを使わなくなっていた、とまぁこんな感じだった。
だって、4倍の容量の1TB HDDが1万円で買える時代だよ?
なんでそんなボッタクリの純正部品を買わなきゃならんのだ。
しかし、気が付くとXBOX360はモデルチェンジをしており、初代用の交換HDDが10月末で販売終了とのアナウンスがあったので、ちょっと焦ってしまった。
初代モデルが出てから5年。
XBOX360も基本的な部分は変わらないものの、HDMI出力やら消費電力の改善、そして何より悪名高きRRoD(Red Ring Of Death)の対策もされている。
KINNECTも発売されていることだし、ここは本体の買い替えをしてしまうか?などという考えが頭をよぎったのだが、買い換えたところでどうせ大して遊ばない(完全に上記と矛盾)という結論から、やはりここは内蔵HDDの交換だけで済ませることを考えた。
さて、純正品が販売終了となったらどうすればいいのか?
いろいろと情報を探してみると、互換品があるらしいことがわかった。
大抵は中華圏からやってくる怪しい商品ではあるのだが、なんといっても価格が純正の半額近いので、この際そのあたりはこだわらないことにする。
Amazon様やヤフオクに出品されているものをチェックすると、250GB~320GBの互換品が出品されているのだが、一部は初代XBOXのゲームがプレイできないものがあるらしい。
そんな中で、独自に対策を施して、初代XBOXソフトもプレイできる状態にしてあることを謳った320GBの出品があったので、さくっとそちらを購入。
届いてみると、頼んでもいないのに未開封の「ブルードラゴン」のソフトがセットになっていた。
コレなんだっけ?
ってことで、軽くスルーしてHDDの交換作業に入る。
XBOX360のHDDを交換する場合、純正品であればデータ移行キットのようなものがあるらしいのだが、互換品にそんな便利なものはない。
しかし、ある程度の容量のUSBメモリを用意しておけば、それを経由してデータの移行が可能だ。
【20GB HDD】
↓
┌─────┐
│USBメモリ │
└─────┘
↓
【320GB HDD】
こんな感じ。
【手順1】
管理画面から外部接続機器のメニューを表示すると、USBメモリとHDDが認識されるので、USBメモリにデータ移行用の領域を確保する。
おいらはUSBメモリの4GB分の領域を確保した。
これは可能であればより大容量の領域を確保した方が、後々の作業が軽減できるので、8GBとかそれ以上のものを用意しておいた方がいいかも。
標準で搭載されている20GBのHDDを選択すると、現在保存されているデータが一覧で表示される。
データ移行を選択すると、この中からUSBメモリへ移動するファイルを選択できるので、確保した領域がいっぱいになるまでコンテンツを選ぶ。
特にプレイデータとダウンロードで購入したゲームを優先的に移動させた方がいいだろう。
【手順2】
USBメモリにデータを移したら、電源を切って、標準HDDと購入した大容量HDDを付け替える。
本体上部のボタン1プッシュでHDDが取り外せるので誰でも作業が簡単にできるのは、アメリカ製ハードウェアの良心的な部分だな、と感心する。
HDDを取り外すことなんか、ゲーム機の生涯の中で1回か2回あるかどうかだと思うんだがw
起動してちゃんと新しいHDDが認識されているかをチェック。
同じく管理画面で外部接続機器のメニューを確認すると、今度はUSBメモリと交換した大容量HDDが表示されている。
USBメモリを選択すると、先ほど移したデータが表示されるので、これを大容量HDDにデータ移行を選択する。
実行すると全データの移行が完了する。
【手順3】
先ほどと同じく、データ移行が完了したら本体の電源を切って、もう一度標準HDDと付け替える。
残ったデータを再び【手順1】の要領でUSBメモリに移動して【手順3】の作業を行う。
こうすることで、USBメモリを介して全てのデータの移行が可能だ。
いらないデモ版とかプロモーション動画ファイルなどは捨ててしまおう。
必要であれば再ダウンロードすればいいのだから。
ただしここで注意点がある。
XBOX Liveで購入したコンテンツは再ダウンロードが可能なのだが、XBOX Liveのメニューには、今まで購入した履歴からまとめて再ダウンロードする機能が備わっていない。
そのため、特にダウンロードで購入したゲームが何だったかきちんと把握していない場合、再ダウンロードすることを忘れてしまうなんてことがある。
そのため、ダウンロードで購入したゲームも、上記の方法できちんとデータ移行させた方が問題の発生する可能性を減らせる。
っていうか、XBOX Liveのメニュー、激しく使いにくいんだけど。
一括ダウンロード画面ぐらい作っとけよ。だからマイクロソフトはダメなんだ。
(PCからアクセスできるXBOX.comからは一覧で見れるんだけど、ゲーム機側で見れなきゃ意味ねーよ)
そんな感じでおいらの場合は4回ほどHDDの脱着を繰り返すことで全データの移行が完了した。
320GB(実際に使えるのは290GBほど)に拡張された初代XBOX360は再び息を吹き返した。
これで思う存分FORZA4なんかをプレイできる。
復活記念に5.1chで「RezHD」をプレイしてみた。
元は10年前のソフトなのに、このグルーヴ感は色褪せるどころか今でもすばらしい。
そして、D端子接続されたゲームの画面って、こんなにキレイだったんだ、ということを久々に思い出す。
そういえば、WiiはSD解像度だし、ポータブルゲーム機は画質云々する話でもないので、ついつい忘れてしまっていた。
この解像度でやっぱりゲームがやりたいなぁ、などと久々にゲーム熱が少しずつ上がってきた感じ。
ただし問題なのは、ゲームをプレイする時間をどうやって捻出するか、なのだが。
こんなエントリーを書いているのも休日出勤の職場だったりして。
ゲーム熱というのは、現実逃避願望とリンクしているように思われる。
ってことは、これが高まると、仕事の方がヤヴァいことになりそうだなぁw
この記事へのコメント
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もし不愉快に思われましたら、恐れ入りますがメッセージの
削除をお願いいたします。
海鮮丼太郎
エントリーさせて頂きました。
レビューするとしたらそんじょそこらのBLOGには負けないもん書きますよw