横浜プリンスホテル跡地プロジェクト再起動

Yokohama_the_peak.jpg

2006年に営業終了して、貴賓館のみ残して解体された元横浜プリンスホテル(磯子プリンスホテルじゃないよ)の跡地利用について、当時は東京建物が1000~2000戸の大規模マンションを計画していたものの、諸事情により計画が中断。その後静かな時を過ごしていたように思われましたが、改めて『YOKOHAMA THE PEAK 横浜プリンスホテル跡地プロジェクト(仮称)』として1230戸規模の分譲マンションとして正式に動き始めたようであります。

東京ドーム2.4個分にもなるという広大な敷地面積を利用するこの物件概要はこちら

そんなわけで公式WEBを拝見すると、非常にバブリーな感じがするのですが・・・大丈夫なんでしょうか?

というのも、ロケーションとしては高台にあって横浜方面への眺望はかなり素晴らしいものがあり、磯子駅から徒歩ですぐというのも嘘ではないものの、とにかく駅から歩くには高台への坂が急すぎるんですよねぇ。

横浜プリンスホテル時代は、この徒歩でのアクセスの悪さを補うために駅前の磯子プリンスハイツというマンションの最上階からホテルへの連絡通路をわざわざ作っていたぐらいだったのですが、この連絡通路もホテルの営業終了とともに撤去されてしまいました。

ホテル付近の高台に住む人々も利用していたこの連絡通路が無くなったことで、恨めしそうな顔をしながら急坂を上り下りする人々の顔は今でも忘れることができません。

つまり、眺望のいい場所とそこへのアクセスの難易度は反比例するわけであります。
この部分の解決策を用意しないと、せっかくのプレミアムな物件も価値を生み出すことができません。

で、再起動したこの跡地利用プロジェクトはどうするのかな?と思ったら、やはりちゃんとした解決策を用意していました。
こんな感じだそうです。
グランドエレベーター
約60mの高低差を解消する、専用のエレベーターを整備。
丘の上の展望デッキと丘の下のグランドゲートをつなげる。
grand_elevator.jpg

連絡通路を用意するのではなく、専用のエレベーターを設置するということだそうです。
これであれば確かにアクセスについては問題ありませんし、駅からマンションの敷地である麓まで徒歩4分という表記もウソではなくなります。限りなく詐欺のような気がしないでもないですが。

しかしまぁ、連絡通路より明らかに金の掛かる設備を設置するとなると、物件価格はかなり跳ね上がりそうでありますね。


で、このエレベーターの構造を見ると、横浜プリンスホテル時代の連絡通路とは異なり、このエレベーターの前にセキュリティドアが設置されると思われるので、周辺住民の人が使うことはできないように見受けられます。

まぁマンションの利便性を追求するための設備なので、周辺住民のことまで気を使う必要は本来は無いのですが、完成したマンションを恨めしそうに眺めながらあの坂を上り続ける人がいるというのは、入居者にとってはあまり気持ちのいいものではないのかもしれませんが・・・穿ちすぎですね。

そんなわけで、貴賓館も残って、海に面した棟のデザインも横浜プリンスホテルと同様に弧を描いたレイアウトになるようですし、広大な敷地をゆったりと利用したこの新プロジェクト、けっこう良さげな気がします。

ただ一つ注意点があるとすると、横浜方面の眺望が良いとはいえ、目の前は磯子の工業地帯と幹線道路でありまして、工場萌えな属性でもない限り、空気はあんましよろしくないですよ、とは言っておきます。
さすがに生活できないほどではありませんが。一応ご注意を。
 
 
 

この記事へのコメント

  • 岡本昌明 今金

    高台の公団住宅も以前は西武の土地。ゴルフ場野球場計画なんて噂。ホテル付き横浜スタジアムが磯子に
    2012年06月20日 18:49

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