Eee Pad TransformerにAndroid 3.2.1が来た!

TF101_Android32.jpg
 
OSがアップデートされると、それだけで新鮮な気持ちになる。
先日は手持ちのiPhone3GSをiOS 5にバージョンアップして、その新機能をあれこれと試している最中だったりするわけだが、今度はEee Pad Transformer(以下TF101)向けに最新バージョンの3.2.1がリリースされた。

当然無償でバージョンアップができる。

アメリカではずいぶん前にリリースされていたが、日本では遅れてのリリースとなりユーザー達をやきもきさせてくれてどうもありがとう。

ってことで、さっそくバージョンアップ作業に勤しむことにした。

写真はバージョンアップ中の画面。
ドロイドくんの中の歯車がグルグル回る、そんな演出。

T-01Cの時のそっけない画面とは8bitと32bitほどの違いを感じたよ。

そんなわけで、まったく問題なくバージョンアップが完了し、むしろ肩透かしを食ったような気分だが、確かにAndroid 3.2.1ともなると操作感もずいぶん改善している。

基本的には細かい部分のチューニングであって、iOS 5のようにダイナミックに機能が増えているという性格のものではないが、タブレット系OSであるHoneycombシリーズの集大成としてのリリースだ。

ただし、タッチに対する追従性という根本部分については他のAndroidOSと同じように快適とは程遠い。やはりタッチレスポンスの0.5テンポ遅れるような感じ、好きじゃねーんだよなぁ…

こうしてAndroid 3.2.1になったばかりのTF101ではあるが、さらに次のOSであるIce Cream SandwichことAndroid 4.0へのバージョンアップもメーカーが対応する予定のようだ。

ハードウェア的には半年ごとに倍々ゲーム以上の進化を遂げているAndroid端末にあって、ここまで広く最新のAndroid OSに対応するというのも結構大変だろうとは思うが、この辺りはASUSという企業のフットワークの軽さなんだろうな、と思わざるを得ない。

翻って国産のAndroid端末を見てみると、バージョンアップのリリースが遅かったり、酷い場合は発売時から一度もバージョンアップせずに寿命を終える端末もあったりして、このあたりが国産端末の欠点なんだよなぁ、とガッカリするのでありました。
 
 

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