HX1は608?

608
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Peugeot 608 flagship coming in 2014 - report

というわけで、先日のフランクフルトショーで発表された、3列シートのラグジュアリーMPVに関して、5008の後継?みたいな報道のされかたをしておりましたが、なんとびっくり608として2014年に登場するんじゃねーの?とかいう話でありまして。

当方としてはHX1は次期5008がキャラクターを変えて投入されるか、もしくは次期308swのデザインスタディではないか?なんてことを想像していたんですが、407と607を統合して登場した508シリーズによって上級車から一時撤退したプジョーさんが、今度はボディタイプを変えて再チャレンジをしようって話になっているようです。


とはいいつつ、現時点ではあくまで噂というか、かなり不確定要素のある話だなぁ、と思いますが。

あの巨大なディメンジョンからすれば608として登場することは確かに理に適っている気もするんですけど、プジョーが果たして高級車を開発して売るだけの力はあるんだろうか?という疑問も沸きあがるわけです。

なんといっても、607はイギリスでの調査における故障ランキングで堂々の2位に輝いているわけでありまして、品質的な部分ではかなり開発&生産精度を高めないと大変だよ、と思ったりするわけです。
508とかの品質を見ればずいぶん良くなったとは思いますけどね、さらにラグジュアリーな装備を搭載するとなると、その分トラブルの発生リスクも高まるわけであります。

それにしても、プジョーさんはどの層を相手に商売したいのか、イマイチ見えてきませんね。

もちろん富裕層向けのラインナップがあれば、それでビジネスが広がることもあるだろうし、1台あたりの利益も大きなものになるとは思うんですけど、仮想的をメルセデスのRクラスにするってことは、高級感と質の高い走りを実現しなければならないわけです。

ドイツのAutobildの記事によれば、最上級車種としてメルセデスのRクラスよりも大きなサイズで、さまざまなエンジンタイプを用意。163~275PSを発するディーゼルエンジンや、お得意のHYbrid41仕様なんかも検討されているらしく、この辺りはレクサスと同じくステータスのためのハイブリッドという路線になるのでしょう。

価格は約£47990(約485万円)ぐらいからになるのではないか?なんて話のようですが、3年先の話なんてよくわからんです。

ただ、シトロエンがC Line(シリーズ)とDS Line(シリーズ)によって実用車とプレミアムブランドの両輪展開を始めた今、プジョーさんもラグジュアリー方面への展開を広げる方針にしたのかもしれませんね。


プジョーさんには小型車のバリエーションをもっと増やして欲しいと思うんですけどね・・・
 
 

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