無限に広がる大宇宙。
宇宙は夢と想像力を膨らませる最高の舞台だった。
そして、ゲームはこぞって宇宙を目指した。
その夢と想像力を満たすために。
数多の宇宙を題材としたゲームがリリースされた。
そしてそのゲームの数、プレイヤーの数だけストーリーが存在した。
余計なビジュアルシーンやキャラクターを排した、純粋にプレイヤーの想像力をかきたてる、そんな古き良き時代のスペースオペラ。
U.G.S.F.とは、そんなゲームの代名詞だったりする。
U.G.S.F.のGALAXIAN3のムーブメントの中から生まれた、ポリゴンゲーム初期の名作。
筐体型ゲームではおいらの中で生涯No.1のポジションに輝き続ける『STARBLADE』の待望の続編。
21世紀のゲーム筐体のあるべきを提案した画期的システム、O.R.B.S.による包み込まれるような巨大なスクリーンで、おいらは再び宇宙(そら)へ上がるつもりだった。
しかし、OPERATION BLUE PLANETは我々の前に姿を見せることはなかった。
市販化を模索はしていのだが・・・その辺の経緯はこちら。1,2,3,4。
そして時代は変わり、ゲームは想像力の介入を拒む方向に進化し、いつしかU.G.S.F.シリーズもお目にかかることがなくなってしまった。
そして2011年。
当時のスタッフもほとんど残っていないバンダイナムコゲームズから、妙なメッセージが発せられた。
UGSFシリーズ 公式サイト
ナムコのゲームはいろんなところでU.G.S.F.と繋がっている、ということを匂わせる年表。
そして二度と表に出ることは無いだろうと思われていた、OPERATION BLUE PLANETの公式なアーカイブ映像の公開。
今はあえて過大な期待は持たないでおこう。
ただ、錆ついた夢と想像力に渇を入れるべく、久しぶりに宇宙(そら)へ上がってみようかな。
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