【東京モーターショー11】聞く耳を持つクルマ「耳カー」出発
クルマに耳ありクロード・チアリ。
ってことで、誰得感満載の耳カーがお披露目となりました。
普通だったらこの辺はメーカータイアップで最新のクルマを提供してもらって作るもんだが、ベースになってるのはファンカーゴですよ・・・
ファンカーゴっつったら、先代ラクティスのさらに前のモデルなので、販売終了してからもう6年が経過しているわけですよ。
当然中古車ベースになるわけで、華やかなイメージのあるFMラジオ局のキャンペーンも、意外と金ねーんだなぁ、とか思ってしまうわけです。
しかし、クルマ買ってくださいって立場の自工会が共同で行うキャンペーンカーが、型落ちの中古車っていうのは大丈夫なんですかね?
で、その耳カーですが。
懸念したとおり、イラストで見てもアレだったのに、実物をこうやって写真で見ると、ウルトラスーパーでアレな感じであります。
まぁ、声を集めるために“耳”をフィーチャーするっていう方向性が崩せないとしても、なんかこう、ピカチュウカーとまでは言わないものの、耳の大きなキャラなどを使って擬人化した造形にできなかったものなんでしょうかね?
確かにこれが街中を走っていれば、目立つどころの騒ぎではなく、かなりシュールな光景であることは間違いないのですが、遠巻きに眺めることはあっても気持ち悪くて近寄ろうという気にならないんじゃないかと思うわけです。
このキャンペーンの目的は、クルマに対する声を集めることと、最終的にはモーターショーへの動員に結びつけることにあるわけで、そこに求められるものは「カッコいい」もしくは「かわいい」という要素であって、「意表をつく」ってことではないと思うんですが…
この企画を考えたの誰?
申し訳ないけど、センスなさ杉です・・・
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