OEMなのに投入まで時間の掛かりそうな2008

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なぜかオーストラリアでは4008のナンバリングで出ると報じられている三菱ASX(日本名:RVR)について、公道テストの様子が撮影されたようでして。



WORLDCARFANS.COMでも報じているように、普通に考えりゃやっぱりこのモデルのネーミングは2008だよなぁと思うわけです。

基本的にOEM供給ということでそう大きなデザイン上の差異は無いはずなのに、厳重な擬装をしているあたり、そもそもこれがASXであることすらバレるのを嫌がってるって感じなんでしょうかね?

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で、一点気になるのが、じゃあいつ欧州で発売するの?って話でありまして。
というのも、記事では2013年投入みたいな書かれ方をしておりまして、ってことはあと2年もあるのかよ!?という驚きというか疑問が浮かぶわけです。

ASXが発売されたのは2010年初頭であり、2013年の発売となるとすでにクルマとしての鮮度が落ち始める頃で、普通であればこのぐらいにマイナーチェンジを敢行するぐらいのタイミングでありまして。
いくらなんでも投入までに時間を掛けすぎじゃなかろうか?って思うわけですね。
競合メーカーであるフォードやオペルなんかは、自社開発の同クラスの車種をボンボン出してくることがわかっているだけに、先行して少しでも売上を上げたほうが得策じゃないの?

4007の時も、パワートレインは三菱のものをそのまま使ったにも関わらずえらく投入まで時間が掛かったことから、PSAとしてはOEM調達だとしてもそれなりにPSAらしさの煮詰めをしてから投入するという考え方なのかもしれません。

2008は基本的なパフォーマンスはASXと同等ではあるものの、OEMにあたってはパワートレインをPSAのラインナップから採用するなんて話もありまして、そうなると三菱製エンジンではなく1.6Lのガソリンエンジンや、HDiなんかの搭載の可能性もあったりするので、それらのセッティングに想いの外時間が掛かっているという見方もできなくはないですが。

日本で販売される見込みはほとんどない2008ですけど、なんでこんなに気になるかというと、PSAが今後ラインナップを強化していくにあたり、どういった方針でリソースの配分をするのか、というところが2008の出来から垣間見えるからなんですね。

日産のようにほとんど独自の手を入れずに、できるだけ早くOEM調達したクルマを市場に投入するという企業がある一方、話が決まってから3年間も時間を掛けて市場に投入するPSAという企業もある、と。

今後自社の弱い部分を補完するために積極的なOEM調達が盛んになるであろうことを考えると、2008がどのように市場に出てくるか非常に楽しみであります。
 
 


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