日常の疲労が蓄積されたら、週末は温泉などに行ってリラックスするに限る。
そんなわけで、朝ちょっと早起きして、クルマで北杜市にある白州・尾白の森名水公園 べるがに隣接する、「尾白の湯」へ行ってきましたよ。
なんで尾白の湯なのか?と言われると深い理由は無いんだけど、週末に甲府方面へ行かなければならない用事があったので、そのついでに。
もしくは、職場の人からオススメされたという理由だったんですが、左手に南アルプスの景色を眺めながらマッタリとバイクでツーリングしたい、という理由が大きかったわけであります。
で、雨だったわけですが。
仕方なくバイクで行くのはあきらめて、スマートさんで行くことにしましたよ。
で、ナビが案内するところによると、国道20号をひたすら北上するルートではあるものの、我が家からだと調布方面ではなく国道246を下って町田から国道16号を北上、相模原から相模湖方面へと抜ける道を案内しやがりますよ。
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いつもは調布方面から国道20号へアプローチしているのだが、たまには違ったルートを…ということでナビの言うとおりに走ってみたら、国道16号が相模大野から相模原まで大渋滞。
忘れてた。
この地区は慢性的な渋滞発生場所だったということを。
周辺に迂回するルートも乏しく、どんどん流入して混雑が続く16号をひたすら耐えながら進む。
ここを脱出するのに45分を要し、この時点でかなり疲労してしまった。
この先、まだ110kmもあるというのに。
その後相模湖を抜けて国道20号に合流するのにさらに時間を要し、大月を抜ける頃には10:00を過ぎてしまっていた。
ここから先は比較的交通量も少なく、適度な速度で走ることができたのだが、やはり先ほどの渋滞による疲れが結構ツラい。
天候もずっと雨が降ったりやんだりといった状態で、遠くの景色も霞んでしまい、南アルプスの絶景なんかもきれいさっぱり雲の中。
テンション下がるねぇ。
結局家を出てから5時間かけて、尾白の湯に到着。
ここは名水公園内の施設ということもあり、公園の入場料200円を支払う必要があるのだが、これはレシートを尾白の湯の受付に提示すれば入湯料から200円引いてもらえるので、実質的な負担は無い。
ヘトヘトになりながら露天風呂につかっているとそれなりに気持ち良くはあるものの、いかんせん肌寒い&雨で展望が利かない状況を楽しむ余裕がない。
半身浴しながらウトウトするのでありました。
施設はあまり特徴的なところは無いが、泉質は悪くなく、入浴後も身体が火照ってリラックスできることは間違いないです。
本来であれば名水公園でひととおり遊んだ後、食事をして、風呂で疲れを取って帰路に着くっていうのが正しいこの施設の使い方なんでしょうけど、おいらは風呂入って休憩室で一眠りして、そのまま帰ることにしますた。
いや、別に施設に不満があるわけじゃないんだけど、とにかく雨が降ったらこの場所の魅力は半減してしまうので、晴れた日にまた来ましょうねってことで。
で、帰り道もやっぱり雨は降り続き、南アルプスの景色は楽しめず、そしてひたすら苦行のように国道20号を走り続けることで、せっかく先ほどリラックスしたというのに、21:00に家にたどり着いた頃には身体がガチガチになっておりました。
ここでふと考える。
疲れを癒しに温泉まで行って、
疲れを溜めて帰ってくる。
果たして私はいったい何をやっているのだ?
と。
これがバイクのツーリングであったなら、疲労もまたツーリングの醍醐味であるのだが、クルマの場合はあんまし意味があるとも思えない。
今後はもう少し場所を考えることにしよう…
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