健康診断を受けよう

 
平均寿命が80余年とか言われている昨今。
とはいいつつ、おいら達の世代なんて、乱れた食生活でとてもじゃないがそこまでは生きられないだろう、なんてことはうっすら自覚してはいる。
で、短いなら短いなりに、せめて苦しまずに逝きたいなぁ、と。
で、苦しまずに死ぬために、自分の身体の状況をしっかり把握しておきましょうっていうお話。

いや、健康な身体をつくりましょうなんて崇高なことを言いたいんじゃなくて。
現在の状況を把握しておくことが大事なんだってこと。

健康診断の結果は、客観的に自分の身体の状態を数値化してくれるわけで、その結果に対して自分がどこまで許容するかという判断材料をくれると思いねえ。
血中コレステロールが要注意なので、脂っこいもん食う量をちょっと減らすか、みたいな。

酒を飲みすぎて肝臓がなんかおかしいという自覚と、検査の数値が明らかになることによってどれぐらいヤヴァいかって知ることでは、日頃の心構えも酒量の自制も硬い意志を以って実行できるんではないかと。

「このまま呑み続けると死ぬよ」とか言われりゃ少しは抑えようって気にもなるでしょ。
それほどまでに、各器官の状況が数値化されることの影響力はデカい、ということで。

働き盛りの女性も同じ。
ラジオでは公共広告機構のCMで、乳がん検診を受けましょうっていうのを頻繁に流している。
なんでもそうだが、早期発見が一番大切なわけだから。

それにしても、おいらの周りにも多いフリーや超多忙な環境で仕事をしてたりする奴に限って、ここ数年間健康診断を受けていないとか言ってやがる。
おいら自身も頻繁に受けているわけではないが、それでもだいたい1年に1度のペースで診てもらっている。
結果は詳細な報告書でもらえるので、それを年次ごとに見比べて健康状態がどのように変化しているのか把握ができる。
小学校の時の通信簿みたいなもんだな。

健康診断の受け方は、健康保険組合に加入しているのであれば、会社が指定した時期にまとめて受診みたいな形式が多いが、実は個人で申し込みすればいつでも受けることができる。保険証に連絡先が書いてあるだろうから、ちょいと電話で聞いてみるといい。

国民健康保険では健康診断が受けられないが、大抵の場合最寄の区役所などで定期的に健康診断を実施しているので、それらを利用するのがいいだろう。役所のWebページでも見れば大抵情報が載ってるので、チェックしてみ。

身体こそが資本。
体調崩したって、大抵の場合会社は何もしてくれん。
自分の身は自分で守るためにも、最低でも年に1度は健康診断を受けやがれ。
そしてその結果を蓄積していくことで、体調がどのように推移していっているのかを確認してみよう。
そうすることで、自分の身体がどんな風に劣化していってるのかを具体的に受け入れやすくなる。

などと、年初の健康診断時より体重が+3kgも戻って困惑しているおいらが熱く語ってみましたとさ。

いや、ほんとに身体は大事にしてね。
 

この記事へのコメント

  • なおなお

    大切にすれば、死ぬまで使えるよー。
    2006年07月12日 00:54

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