Many drivers. Many years.



Many drivers.
Many years.


朝から笑い、そして思わず涙ぐんでしまった。
たった50秒のCMにこめられたメッセージ。

多くのドライバー達が、多くの年月にわたり思い出を紡いできたカローラ。
そしてその思い出の連鎖の行く末は・・・


海外ではクルマの個人売買というのがよく行われており、前のオーナーと面識があったりするのはよくある話。
また、クルマは移動の足として欠かせないものであり、どんなにポンコツでも動くのであれば買い手はつく。
そして、壊れたら直してまた乗ればいい。
貧富の差とかいろいろと事情があったりもするが、モノを大事にするとかそんな大仰な話じゃなくて、単純に使えるから使う。
そんな価値観があるからこそ、丈夫で壊れない日本車が世界中で評価されるようになったわけだ。

そして、このCMは何も語らないが、強烈に強いメッセージを発している。

「トヨタ車は壊れない。そして、世界中で愛されている。」

ということを。

成熟したクルマ社会だからこそ響くメッセージであり、世界の自動車メーカーの歴史の中では後発であるトヨタも、やっとこうして広い世代に対してトヨタというブランドをアピールするCMが作れるようになったわけだ。
もちろんこれは、今までの市場開拓と商品作りの努力があったからこそ説得力を持つ。

商品とCMは表裏一体だ。

いくら耳障りのいいコピーを並べようとも、実際の商品に説得力がなければ消費者には届かない。
わかりやすい例で言えば、ソニーのPLAYSTATION3やWALKMANのマーケティングがその典型だ。(最近はずいぶん良くなってきたが)
逆に液晶テレビのBRAVIAに関しては、商品力とそれに負けない鮮やかな色彩を強調するような奇抜なCMで世界中を驚かせたりもしている。

いい商品があって、いいCMが生まれる。
いいCMは、いい商品であることを求める。

双方に信頼と緊張関係があってこそ、広告は最大限の効果を発揮して、消費者の心を揺さぶるのだ。

このCMがAds of the Worldに選ばれたのもわかる気がする。

もちろんこういうコンセプトのCMはいろんなメーカーが作っているので、新規性はない。
しかし、トヨタという会社もこういうCMが打てるようになったということを含めての評価だということだ。

掛け値なしに、最高にいいCMだと思う。

それに対して国内は・・・なんてことを言うと思ってるでしょ。

あ・た・り。

ここで書いたことの続きを書きたくなったのでいろいろ調査中。
 
 

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