奥の細道を書き写してみる

手紙を書いた。
ひさしぶりに、ペンを握って便箋に手紙を書いた。
便箋に書かれた字は、どこの小学生が書いたものだ?と思わせるほどだった。
愕然とした。

ってことで、PCばっかり使っていると文字が書けなくなるというが、やはり人は使わない能力は退化するということを実感した次第で。

じゃあ、何か書くきっかけになるようなことはないか。
なんかラブレターでも書いてみようか?
いやいや、文面を考える前に、一文字一文字をきちんと書けるようにするべきだろう。
こんなとき、NintendoDSで漢字の書き取りのソフトでもあればなぁ、と思うのだがやはりタッチペンで書くのと本物のペンで書くのではリアリティが違う。
ってことで、なにか書き取りの教材になるようなものはないか?
そういえば、以前ラジオで紹介されていたおもしろい本があるのでご紹介。

えんぴつで奥の細道 (ポプラ社) 1470円

奥の細道が全文掲載されているが、おもしろいのはその内容をえんぴつでなぞって書いていくことができるところだ。
自分で奥の細道を書き写していく感覚が、単なる漢字ドリルでもなく、テキストブックでもない読み進めながら書くという不思議な感覚を味あわせてくれる本だったりする。

感覚的には写経に近いものがあるだろうか。
ポプラ社が試験的に販売したところ、中高年に大ウケだそうで、定年後の趣味のひとつとしてこうした書き写しのブームが定着する勢いだとか。

おいらもいっちょチャレンジしてみようかと思う。

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