束縛されない生き方(2)

 

前回の続き。

iPhone3GSはソフトバンク回線でなきゃ使えない。
ドコモのスマフォは月額料金が高すぎる。
だったら第三の方法として、WiFiルータによる運用に活路を見出すべき。

「キャリアという縛りから魂を解き放て!」ってなもんでありまして、要は端末が快適に使える環境を構築したいというのが最終目標なのであります。


DTIのWiFiルータが、届いてみたらまったく使い物にならない、という大誤算ですべての計画を凍結。

つまり、Android端末を買うという話もいったん白紙にせねばならなくなった。


3G回線のスピードは一般的に700Kbps程とされており、使い物にならないソフトバンク回線ですら、問題が無いときはコンスタントにこれぐらいの数字が出ていた。
それをWiFiルータでの運用に切り替えようというのだから、手間が増える分最低でも今までどおりの使い勝手を実現してくれなければ困る。

っていうか、DTIのWiFiルータはドコモ回線なんだから、スペック上の理想値とは言わないまでも、その1/10ぐらいはどんな場所でも出るだろうと思っていたのが甘かった。
7年前のAirHと同等、場合によっては56Kモデムと同等のスピードしか出ないというのは他人から見れば笑い話だが、契約者にとってはたまったものではない。

怒涛のクレームがDTIに向けられ、サービスインから1週間はまさしく祭りの様相を呈していた。

さすがにこれはマズいということで、DTIよりコメントが発表され接続速度は徐々に改善の方向に向かっていった。

おいらのWiFiルータでも平均して500Kbpsぐらいは出るようになってきたので、ぼちぼち実用的な祭りは2週間ほどで収束した。

いやぁ、一時はどうなることかと思ったよ。マヂで。

IMG_0489.png
▲直近の数値はこんな感じ

一回だけギャグのような数値が出ているが、総じて不満の無いパフォーマンスが出るようになってきた。



そんなわけで、iPhone3GSの運用を、ソフトバンクの3G回線から完全にWiFi運用に切り替えることにした。

念のため電話としての機能は残しつつ、一切のデータ通信を行わないことでソフトバンクに支払うデータ定額量を安く上げようという魂胆。
具体的な方法はこちらを参考にさせてもらった。

これでWiFiルータとiPhone3GSを持ち歩くという生活が始まったが、2週間ほど運用してみて、通信速度にバラツキがあるものの十分許容範囲であるとの確信に至った。
これに伴いソフトバンクに支払う通信料金はだいたい月額4200円⇒1000円程度に下がった。


そんなわけで次のステップの検討に入ることにした。

前回書いたとおり、ケータイ+iPhone3GSに加えて3台目の端末としてAndroidを導入したい、という話だ。


いろんなAndroid端末を使ってみて、日本製はどれもタッチ操作のレスポンスが悪いという点で大差がないため、ここは「防水機能」を備える東芝(正確には「富士通東芝モバイルコミュニケーションズ」)のREGZA Phone(T-01C)に照準を定めることにした。

お風呂でスマフォ。

やっぱりこれでしょ、これ。


じゃあ、REGZA Phone(T-01C)をどうやって買うか?

考えられる方法は2つある。


■機種変更
F906iから機種変更で購入する方法。
ドコモショップや量販店など、どこでも買うことができる。

 ○量販店で一括購入すれば10%分のポイントが付く
 ○すべてのドコモAndroid端末向けサービスが使える
 ○1枚のSIMカードを付け替えることで、F906iとの併用が可能
 
 ×併用はできるが、現実的にSIMカード入れ替えは面倒くさい
 ×実質2年間の契約期間の縛りが発生する
 ×月額費用が発生する
 ×パケホーダイダブル2のせいで月額最低維持費が上がった

  (最低1685円⇒3395円に)


■本体だけを入手
電話機として使うつもりがないのであれば、まずは本体だけどこかで入手するという方法。いわゆる白ロムを買うという方法だ。

 ○WiFiルータ運用をすることで月額維持費が掛からない
 ○大半のAndroid端末向けサービスが利用できる
 ○後からドコモショップで音声通話契約が可能

 ×一部のドコモ専用サービスが使えない
 ×故障した際の補償が無い
 ×端末の入手に多少のリスクが伴う



一番のボトルネックはやはり端末の2年縛りだろう。
3ヶ月ごとに倍々ゲームで進化していくAndroidOSと端末スペックを見る限り、とてもじゃないが同じ端末を2年間も使い続けることなどできない。

また、WiFiルータの運用を想定した場合、機種変更した場合は2台持ちのメリットがあるものの、月額維持費が意外と高くなる(3395円/月)点が嫌だ。
通話とドコモ専用のサービス(キャリア決済やドコモマーケットのりようなど)を諦めれば、この月額維持費を払わなくて済むのだから、まずは最初の1台としてはリスクを低く抑えたい。

そんなわけで、白ロムのREGZA Phone(T-01C)を入手することに決定。


まだまだつづく。
 
 

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