っていうタイトルは略しすぎか。
富士山登山もキャッシュレス -8合目の山小屋でもクレジットカード決済
『同社では、クレジットカードが利用できる日本一高い場所だとしている。』
さすがにキャッシュレスは言い過ぎだと思うぞ。
それと、国際線の航空機内でもクレジットカードは利用できるわけで、日本国領土上を飛んでる飛行機のほうがクレジットカードを利用できる日本一高い場所だという気がしないでもない。
ただ、言いたい事はよくわかる。
外国人旅行者が山小屋でジュース買うのにトラベラーズチェックや出しても困っちゃうよなぁ…
ってことで、予期せぬ支出に嬉しいクレジットカード。
病院でもVISAが使えますってな感じで利用できる環境がどんどん広がっている。
通常クレジットカードの決済端末は、専用線を引いて設置することが多いのだが、今回富士山に導入されたシステムは、モバイル決済端末を利用して決済を行う仕組みとの事。
これは、要するに携帯電話の回線を使って無線で決済しましょうってこと。
富士山の八合目あたりでは、Docomoならびにａｕのケータイはだいたい繋がっていたので、インフラとして問題ないレベルになったということなんだろう。
もう少し細かい話をすると、NTTデータが決済センターにおいて絶大なシェアを取っており、DocomoのDoPaという仕組みを使ってその決済センターに繋ぎに行くという仕組みが一般的だ。
例えば最近ではタクシーでクレジットカードが利用できるようになっているが、あれもDoPaを利用した仕組みのひとつだ。
クレジットカードを利用できる場所がどんどん増えるということは結構なのだが、それに伴いスキミングなどの被害も無視できなくなりつつある。
ってことで、クレジットカードも最近ではIC化がどんどん進んでいる。
カード上に金属の四角い端子が見えるカードがICカードだ。
欧州ではICカード化が猛烈に進んでおり、旧来のクレジットカードの使用を禁止するといった流れが起こっているので、日本もそのうちICカードだけって時代が来るんだろう。
（銀行のキャッシュカードもIC化が進んでいるが、年間維持手数料が必要など理不尽なものが多い）
ICカードは決済の際に４ケタのピンコードを入力しなければいけないので、カード番号などがスキミングされても直接的な被害を受ける可能性はずいぶん低くなった。
そんなこんなで利用できる環境が増えたら、あとは小額決済にも対応して欲しいと思う今日この頃。
三井住友が始めたiDというサービスに要注目。
この記事へのコメント
デンジン
なんでも、ICカードだと暗証番号を端末に本人が入力するのみで認証、従来のクレジットだと自筆サインのみで認証、という仕組みだそうです。
さて、どっちがセキュリティ性が高いんでしょうかね…。
消費者金融