プジョー&シトロエン、営業ツールにiPadアプリ導入
営業ツール(顧客管理や商品データ管理)の高機能化、高効率化というのはどんな業種でも悩みの種ではあるのだが、とりあえず見積もり作成や顧客DB、商品電子カタログはそれぞれ別の形で個別に進化してきた経緯がある。
トヨタなどで商談すると、その場でノートPCと小型プリンタでジコジコと見積書を作って印刷してくれたりする。
(ツールの導入は、システム的に過度な値引きを出来ないよう抑制する狙いもある)
そういう部分をもう少し進化させて、商品カタログから細かな仕様を選び、それを見積書へ叩き込んで、見込み客情報DBとして管理するのが手っ取り早く、しかも効果的だったりするわけで、従来は別体となっていたそれらカタログデータと管理データをCRMとしてiPadに統合しましょう、というのがこの記事にあるツールの目的だったりする(と思われる。)
iPadを業務に活用すること自体は別に反対ではないのだが、単なる「豪華なカタログを作りましょう」とかのレベルで大騒ぎしていた連中や事例に辟易としていたわけでありますが、BMWなどが先行して導入したように、こうした本格的なCRMとしてのiPadの活用が進んできたのは結構なことだと思います。
やっと地に足の着いたiPadの業務活用が進んできたな、と。
ただし。
本来こうしたツールが威力を発揮するのは、ボディカラーや装備品など、メーカーオプションとして細かく選べる仕様の中から、試行錯誤しながら好みの1台を作り上げていく、というプロセスの助けになる部分と言える。
しかし、現在のプジョー車の大半は、基本的に細かな仕様を選べる余地がない。
例えば207や308に関して言えば、グレードとボディカラーを選ぶ以外には、エンジンもトランスミッションもオプション品すらも選べない。
ナビなどディーラーオプションであればいくつかそうした選択肢を用意できることもあるだろうが、地場ディーラーなどは独自にディーラーオプションを設定しているところもあるだろうから、こうしたツールに情報を統合するのは難しい。
つまり、仏を作ったが魂が入っていない、なんて意地悪な言い方もできたりして。
(いや、ツールの実物を見てないのでホントのところはわからんけどねw)
逆にシトロエンのDS3などは細かいカスタマイズが可能だったりするわけで、そうした用途にこのツールは活躍してくれることだろう。
システム的にこういったことができるツールがあれば、あとはそれに見合った選択肢を用意してくれればいいわけで、今後登場する308のフェイスリフトや508などではきっと活躍してくれるものと期待する。
っていうか、選べるようにしてくださいよ、ホントに。
で、ついでといってはなんだが、これに伴いプジョー、シトロエンディーラーにソフトバンクWiFiスポットを導入するとか。
お子様連れであれば商談中にNintendoDSなんかで遊ばせておけばいいので、それはそれでいいのかもしれない。
個人的にはあんまし意味を感じないんだが。
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