何のためにオークションの会社がVoIPソフトを買収するのか、またその具体的な活用方法について、具体的なビジョンがやっと明らかになったっぽい。
イーベイ、オークションサイトとスカイプの統合戦略を明らかに
eBayが米国で提供するオークションサイトには、製品リストの横に「Skype Me」ボタンが表示されるようになるという。これを利用して、入札を検討するユーザーは気軽に販売者とVoIPで通話したり、チャットしたりできるようになる。
これでオークションの出品者と入札者との間の透明性が確保され安心した取引が出来るようになる、ということか。
しかし、それだけのためにスカイプを傘下に収めたわけでもないだろう。
恐らくは、単なるオークションではなく、広義のeコマース市場を見据えての戦略ということか。
グローバル化する企業の調達活動において、リアルタイムにコミュニケーションを取れることがどれ程の効率化をもたらすか?って、コスト削減にはなるが、画期的ってほどでもないような…
やっぱりグローバルなコミュニケーションを加速するためには、コトバの壁を乗り越える技術も備えておかなければならないんじゃないだろうか?
その意味で、付随するジャンルとしてebayは音声認識&自動翻訳関連の企業に目をつけるんじゃなかろうか、などと思ってみたり思わなかったり。
それにしても、オークション市場においては犯罪者(および不正出品者)に有利なシステムをちっとも改善しようとしない盗品市場ことヤフオクの一強状態をなんとか打破するためにも、日本でも再度積極展開をしていただきたいものだ。ビッダーズとかは死んだも同然だしね…
恐らく、Yahooはこうしたシステム導入にはあまり乗り気ではないだろうからwww
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